◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(28日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)スパイグラスヒルGCを回った前日に続き、松山英樹はこの日ペブルビーチGLを…
![3度目のペブルビーチ。チームで記念写真](https://i.gimg.jp/cmsimg/377178.jpg)
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(28日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)
スパイグラスヒルGCを回った前日に続き、松山英樹はこの日ペブルビーチGLを18ホール回ってコースチェックを行った。大会自体は昨年に続く2度目の出場だが、ペブルビーチは2019年「全米オープン」(21位)を含めると3度目。「コースは難しい。狭いですし、グリーンが小さい。でも…、景色は最高」と話していた当時からコースの印象は変わらないようだ。
![今季を振り返って今の状態は](https://i.gimg.jp/cmsimg/377176.jpg)
一方で、「総じてラフが短いというのが救い」とコースコンディションの違いを感じている。昨年は荒天の影響で54ホールの短縮競技となり71位で終えた。
前週「ファーマーズインシュランスオープン」(32位)では、3日目以降に咳き込んでは鼻をかむシーンも見られたが、体調は回復傾向にあるようで「悪くはない」と話す。
開幕戦「ザ・セントリー」を制して以降、2戦目の「ソニーオープン」16位、前週の32位という流れで迎えるシグネチャーイベント(昇格大会)第2戦。年間ポイントランキング1位を走る結果に反して、「去年の秋から取り組んできたことが良い感じにできてセントリーでは優勝できたけど、自信を持って打てているショットというのはあんまりなかった」という。常に最良を求めてクラブを振り続ける中で、「それがなかなか続かないというか、悪い方向に行って崩れてしまった」と直近の2試合を振り返った。
![開幕2日前はペブルビーチを練習ラウンド](https://i.gimg.jp/cmsimg/377177.jpg)
一方で、昨シーズンから上向いたのがパッティング。パットのスコア貢献度を示すストローク・ゲインド・パッティングは昨季「-0.118」(全体121位)に対し、今季「+0.765」(同28位)と改善を示している。「(感触も)悪くはないけど、試合になってみないと分からないというのがずっとある課題。先週、風が吹いて(感触が)ダメになったところは修正できているかなと思うけど、また風が吹いたらどうなるか分からない」。気を緩めることなく、また練習場へと向かって行った。(カリフォルニア州ペブルビーチ/石井操)