鈴木の評価は高まるばかりだ(C)Getty Images　セリエAのパルマの鈴木彩艶に対し、プレミアリーグのチェルシーが関心を示していると、英メディア『GIVEMESPORT』が報じた。　鈴木は今季より移籍したパルマで正ゴールキーパーの座を…

鈴木の評価は高まるばかりだ(C)Getty Images

　セリエAのパルマの鈴木彩艶に対し、プレミアリーグのチェルシーが関心を示していると、英メディア『GIVEMESPORT』が報じた。

　鈴木は今季より移籍したパルマで正ゴールキーパーの座を掴み、そのパフォーマンスによりこれまでもマンチェスター・Uやバイエルン・ミュンヘンなど、各国のビッグクラブが調査に動いていると伝えられていた。シーズンの折り返しを迎えた現在も、日本人守護神への評価は高まり続けているようだ。

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『GIVEMESPORT』は現地時間1月21日、「チェルシー、“最も才能のある”4000万ポンドのスターとの契約を望む」と銘打ったトピックを配信。同クラブによる鈴木へのアプローチなどについて論じる内容となっており、「チェルシーは国際的なスカウティングネットワークを強化している中、今季セリエAで活躍するスズキに目を向けたという」などと綴っている。

　また、「現在22歳のスズキは、パルマでのプレーを通じてトップクラブの注目を集めており、そのポジションで“最も才能ある選手の1人”と評価されている」として、実力を称える言葉を並べながら、「彼はエミリア＝ロマーニャで即座に影響力を発揮し、試合ごとに成長を続けている。この安定感こそがチェルシーにとって“重要な要素”となっており、彼の進化を注視している」と指摘する。

　さらに同メディアは、「スズキはゴールキーパーとしてはまだ若いが、将来性は非常に明るい」と見通しながら、「チェルシーのエンツォ・マレスカ監督の下でチームの長期的な鍵を握る選手と見られている」と強調。続けて、「パルマは4000万ポンド以下では彼を手放す意思がない。この金額は、彼の現在の実力、潜在能力、そして市場での注目度を反映したものだ。経験不足という課題があるものの、彼が欧州の“エリート”の域に達する資質を持つと評価されている」として、ポテンシャルへの期待が絶大なものであると説いている。

　その上で、チェルシー側の反応についても触れており、もし獲得に動く場合、レンタル組も含め6人のGKを揃えることとなるとして、「近年、クラブは若い才能の獲得に注力しており、スズキを現有のゴールキーパー陣に加えるべきか慎重に検討している」などと綴っている。

　セリエAで磨かれるパフォーマンスとともに、その年齢も大きな魅力となっている鈴木。来季へ向けた去就は、今後もさらに注目を集めることになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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