【チャンピオンズリーグ】モナコ 1-0 アストン・ヴィラ(日本時間1月22日/スタッド・ルイ・ドゥ)【映像】南野拓実、神トラップ→華麗すぎるヒールパスの瞬間軽やかな動きで相手を翻弄した。モナコに所属するMF南野拓実が自チームのクリアボールを…

【チャンピオンズリーグ】モナコ 1-0 アストン・ヴィラ(日本時間1月22日/スタッド・ルイ・ドゥ)

【映像】南野拓実、神トラップ→華麗すぎるヒールパスの瞬間

軽やかな動きで相手を翻弄した。モナコに所属するMF南野拓実が自チームのクリアボールを軽やかなトラップで収めてから、直後にヒールパス。惜しくも味方には繋がらなかったものの、創造性あふれる予想外のプレーで相手のカウンタープレスを空転させた。

華麗な身のこなしが発揮されたのは、モナコがアストン・ヴィラをホームに迎えたチャンピオンズ・リーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、54分のことだ。

1点をリードするモナコは、アストン・ヴィラの波状攻撃を受ける時間が続いていた。素早いパスワークと流動的なポジションチェンジにより、左右に揺さぶられながらも、粘り強く対応していた。アストン・ヴィラのMFリオン・ベイリーからのクロスがゴール前のFWオリー・ワトキンズに向かって入ってくると、モナコのDFウィルフリード・シンゴが弾き返し、DFクリスチャン・マウィッサがこぼれ球を左前方へと蹴り出した。

ここで南野の出番だ。自陣ゴールからボールを遠ざけるクリアに対して、背番号18が鋭く反応し、ベイリーとDFマティー・キャッシュに囲まれながらも軽やかなトラップでボールを収めると、ゴールに背を向けた体勢からヒールパスを繰り出したのだ。

まさかのプレーに、キャッシュとベイリーは意表を突かれて硬直。ボールは相手の間隙を突いて敵陣方向に走り出したMFエリエス・ベン・セギルの元へ転がったが、DFエズリ・コンサにカットされてしまった。カウンターの起点にはならなかったものの、左サイドで相手のカウンタープレスを空転させ、味方が守備ブロックを整える時間を確保したのだ。

キレのある動きを見せた南野は78分までプレー。前線からのプレスや後ろと前を繋ぐパス&レシーブなどの献身的な働きで、チームの1-0の勝利に貢献した。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)