【UEFAチャンピオンズリーグ】パリSG 4-2 マンチェスター・C(日本時間1月23日/パルク・デ・プランス)【映像】華麗に股抜き! PSG魔術師の「神業ドリブル」 フランス代表FWの絶技が飛び出した。パリSGのFWウスマン・デンベレが、…
【UEFAチャンピオンズリーグ】パリSG 4-2 マンチェスター・C(日本時間1月23日/パルク・デ・プランス)
フランス代表FWの絶技が飛び出した。パリSGのFWウスマン・デンベレが、ボックス内で対峙したマンチェスター・CのMFベルナルド・シウバを股抜きで完全攻略。相手も思わず「やられた」といった表情を見せるなど、まさにお手上げ状態のテクニックには、ファンもSNSで絶賛する声を寄せている。
パリSGはチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節でマンチェスター・Cと対戦。超絶ドリブルが飛び出したのは、2-2で迎えた70分だ。
相手GKエデルソンが中央へ送ったパスをカットしたMFヴィティーニャが、間髪入れずに右サイドへとボールを展開する。これを受けたデンベレが前を向くと、ボールを足元に置きながらじわじわとボックス内に侵入。圧巻はその後だ。デンベレは、目の前で対応した2人のディフェンスを相手に完全勝利を収めたのだ。
向かって左にDFヨシュコ・グヴァルディオル、右にB・シウバという、ワールドクラスとの“1対2”の状況。それでもデンベレはまったく臆せず上半身を左右に振るボディフェイントで翻弄すると、たまらずに足を出してきたB・シウバの股を抜いて突破し、直後に強烈なフィニッシュを放った。シュートは惜しくもクロスバーに嫌われたものの、まさに圧巻の単独突破だった。
このプレーには、中継で解説を務めた安永聡太郎氏が、「いやー、うまかったですね。足を出させての股」と絶賛すると、同じくゲスト解説で登場した日本代表の森保一監督に対して「森保さん、トップ選手は最後のラストタッチ、際の際まで変化できますよね。我慢できるというか」と話しかけると、「おっしゃる通りですね。ギリギリまで体重の変化を見て、対応を見て、そこで駆け引きをして自分に有利に持っていける選手がすごく良い選手だと思います」と返答。デンベレが繰り出したテクニックを称賛した。
このシーンには、ファンたちもSNSで反応。「デンベレのプレーは見ててワクワクする」「ドリブルはまさに芸術的」「全てが完璧」「ステップワーク、まじで芸術的」「マジ神プレー!」「止まった状態からあれできる選手は強すぎる」「今日のヒーローは間違いなくデンベレ」など、観客を魅了する技術を披露した背番号10を称賛する声が寄せられた。
なお、パリSGはこの試合、2点を先行されながらも、後半からピッチに立ったデンベレの56分の追撃弾を皮切りに逆転に成功して、4-2でマンチェスター・Cを一蹴。CLのリーグフェーズで22位まで順位を上げ、あと1節を残してプレーオフ圏内に入った。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)