2026年はフェルスタッペンにとっても岐路になりそうだ(C)Getty Images 王者の去就について、様々な可能性が囁かれている。 昨季まで、4年連続でF1ドライバーズチャンピオンに輝いているレッドブルのマックス・フェルスタッペン。新シ…

2026年はフェルスタッペンにとっても岐路になりそうだ(C)Getty Images

 王者の去就について、様々な可能性が囁かれている。

 昨季まで、4年連続でF1ドライバーズチャンピオンに輝いているレッドブルのマックス・フェルスタッペン。新シーズンでは混戦が予想される中でも、王座防衛や、コンストラクターズタイトル奪還にも期待が懸かる。

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 一方で、フェルスタッペンのドライバーとしての将来に関する話題も伝えられている。レッドブルとは2028年まで契約を結んでいるとされるフェルスタッペンだが、2025年がホンダとのパートナーシップのラストイヤーとなるなど、今後はチーム体制の大きな変化と向き合うことになる。

 それ故、フェルスタッペンと、他の有力チームとの関係についての憶測も途絶えることはない。英メディア『F1 OVERSTEER』が現地時間1月21日、フェルスタッペンをめぐって、アストンマーティンやメルセデスへの移籍の可能性を論じるトピックを配信した。

 その中では、2026年より新たにホンダと組むことになるアストンマーティンについて、「フェルスタッペンに興味を示している可能性がある」などと報じている。同メディアは、「彼らはエイドリアン・ニューウェイを雇い、2026年からホンダのパワーユニットを手にしたことで、どのドライバーにとっても魅力的な選択肢となるだろう」として、チームとしてのポテンシャルの高さを強調する。

 またその他にも、フェルスタッペンがメルセデスのパワーユニットに強いこだわりを感じているとして、「メルセデスのエンジンを搭載するチームで走ることを実際に望んでいる」との意思があると説明。さらに、「パドックではメルセデスが2026年のエンジンで最良となるという噂が広がっており、フェルスタッペンの感覚を裏付けるものとなっている」などと評している。

 その上で同メディアは、「メルセデスへの移籍がフェルスタッペンにとって最も理にかなっているように思えるが、マクラーレン、ウィリアムズ、アルピーヌなど、メルセデスのパワーユニットを搭載する他のチームへの移籍も選択肢として考えられる」などと見通している。

 最速のドライバーをめぐる噂は溢れ続けているものの、無論、フェルスタッペン本人は引き続きレッドブルで走る意欲を示している。だが、今季のパフォーマンス次第では、ドライバー人生の岐路に立つこともあり得るのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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