<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館【映像】溜まり席最前列に“人間国宝”の姿 いよいよ終盤戦に差し掛かってきた大相撲初場所。横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が場所中に引退を発表し、優勝争いは平幕を中心に繰り広げられるなど、いよい…
<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館
いよいよ終盤戦に差し掛かってきた大相撲初場所。横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が場所中に引退を発表し、優勝争いは平幕を中心に繰り広げられるなど、いよいよ本格的な新時代の訪れを予感させるが、そんな中で館内は連日満員と大盛況を博している。テレビ中継において著名人を溜まり席で見かけることもしばしばだが、十一日目にはあの“人間国宝”が溜まり席の最前列で観戦した。
その人間国宝とは講談師の神田松鯉先生。1942年生まれの現在83歳で、群馬県前橋市出身。1970年、二代目・神田山陽に入門し、1973年に二つ目に昇任して「神田小山陽」と改名。1977年、真打ちに昇任し、1992年に三代目・神田松鯉を襲名した。長年の講談界全体への貢献と功績が認められ、2019年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。
神田松鯉先生はこれまでもたびたび相撲観戦に姿を見せ、大相撲溜まり席の常連ともいえる。そんな姿に気づいた一部の視聴者は「人間国宝の神田松鯉先生!」「神田先生?!!」などと反応。ネットにも「本日は神田松鯉先生がいらっしゃってますね」などの声が上がっていた。
また、神田松鯉先生の隣にいたのは、かつて日本テレビ系人気番組「進ぬ!電波少年」で「東大卒の家庭教師・ケイコ先生」としてブレイクした浪曲師・浪曲師の春野恵子さん。前頭十枚目・玉鷲(片男波)と前頭筆頭・霧島(音羽山)の取組で、玉鷲が土俵下に落下してしまうと近くにいた春野さんは手を差し伸べようとして、コメント欄には「前のめりで見てる」「力士を支えようとw」という声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)