レアル・マドリーのスペイン人DFヘスス・バジェホ(28)がトルコ移籍を拒否したという。 2015年夏、18歳でエル・ブランコの門を叩いたバジェホ。世代のトップランナーは、U-19スペイン代表の主将として欧州制覇を成し遂げ、U-24スペイン代…
レアル・マドリーのスペイン人DFヘスス・バジェホ(28)がトルコ移籍を拒否したという。
2015年夏、18歳でエル・ブランコの門を叩いたバジェホ。世代のトップランナーは、U-19スペイン代表の主将として欧州制覇を成し遂げ、U-24スペイン代表でも主将として東京五輪に出場・銀メダルという履歴書を持つ。
しかし、マドリーでは実質構想外。これまで5度にわたってレンタル放出され、復帰後の現在もまともにプレーできていない。とうとう在籍10年目となった今シーズンで契約が終わる。
マドリーからすれば、この1月はバジェホを売却するラストチャンス。我慢強く首都クラブで粘ってきたバジェホ自身も、このタイミングでの新天地行きを検討中と伝えられていた。
しかし、スペイン『Relevo』によると、バジェホは代理店が持ってきたトルコ1部・トラブゾンスポルからの打診にお断り。同クラブはセンターバックを探し、バジェホの意向次第でしっかり移籍金を支払う方針だったとされる。
バジェホがトラブゾンスポルを蹴った理由は定かでないが、打診を断ると同時に、今夏の契約満了までマドリーに残る意向を代理店へ伝えたとのこと。契約延長の希望は持たずとも、現行契約を全うするつもりのようだ。
バジェホは2015年夏に加入後、マドリーのユニフォームを着て在籍したのは実質4年半。
その間、公式戦32試合しか出場していないが、稼働期間だけでラ・リーガ優勝1回、CL優勝2回、クラブW杯優勝2回など、トータル「12」もの主要タイトルを獲得している。