インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督は、選手たちのクラブにおける出場機会を重視。インドネシア『BOLA』が伝える。 3月のW杯アジア最終予選再開から指揮を執るクライファート新監督。初陣は3月20日、敵地でオーストラリア代表との…

インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督は、選手たちのクラブにおける出場機会を重視。インドネシア『BOLA』が伝える。

3月のW杯アジア最終予選再開から指揮を執るクライファート新監督。初陣は3月20日、敵地でオーストラリア代表との2位vs3位直接対決であり、勝てば2位に浮上するであろう。

オランダ代表を彩った名手は、このところインドネシアメディアに一挙手一投足を追われ、自身の采配哲学を少しずつ披露。19日の取材対応では、このようなことを口にした。

「選手は誰でも『僕のコンディションは万全だ』と口では言える。しかし、クラブでまともにプレーしていない状況下、『問題ない』と言われてもね。十分な状態とはみなせない」

どうやら、文字通り選手たちの普段のプレータイムを重視する方針か。これはシン・テヨン前監督が目を瞑っていた部分である。

これを受けた『BOLA』が「立ち位置が危ない!」と伝えた選手の1人は、2024年前半にセレッソ大阪でプレーしていた、ウォルバーハンプトンのDFジャスティン・ハブナー(21)。

ハブナーはウルブスのU-21チーム登録だが、ここでもほとんどプレーしておらず、24-25シーズンはプレミアリーグ2で2試合出場したのみ。それ以外は全公式戦でベンチ外となっており、2025年の出場は一度もない。

昨年オランダから帰化、インドネシア代表の主力センターバックだが、ハブナーはこのままではフェードアウトする恐れもありそうだ。