サントリーホールディングス(株)は22日、全国のチャレンジド・スポーツ(パラスポーツ)の普及・発展を目指し、若手アスリー…

サントリーホールディングス(株)は22日、全国のチャレンジド・スポーツ(パラスポーツ)の普及・発展を目指し、若手アスリートと各協会・競技団体などを助成する「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」の第3期採択先を発表した。

サントリーはパラスポーツを「チャレンジド・スポーツ」と捉え、競技の魅力の伝達や裾野拡大など様々な活動に取り組んでいる。

この奨励金事業は2022年の9月からスタートし、第2期までに延べ154人のアスリートと61の障がい者スポーツ協会または競技団体へ、総額5,600万円の支援を行ってきた。 

今期は計57の都道府県や政令指定都市から、若手アスリートを76人、障がい者スポーツ協会または競技団体から20団体を採択し、総額2,850万円を支給する。

今期よりチャレンジド・スポーツ プロジェクト アンバサダーにパラリンピアン・谷真海選手が就任した。

アンバサダーに就任した谷真海選手は「パラアスリートが、その環境によって夢を諦めることなく続けられることが大切だと思っている。この奨励金がその一助となれば嬉しい。また奨励金アスリートたちとの交流も行いながら、同じチームとしての意識を持って刺激をもらいながら、自分自身も刺激を与えられるように、より一層頑張っていきたいと思う」と述べた。

左:金子慶也選手 右:高山和也選手

採択先代表者として発表会に同席したデフバスケットボールの杯高山和也選手は「デフリンピック日本代表に選ばれ、チームの目標でもあるメダル獲得をできるように頑張ります。またデフバスケットボール選手として応援してくださる方々に希望を与えられるようになりたいです」と意気込みを語った。
また、パラトライアスロンの金子慶也選手は「国際大会でのメダルを獲得するところを目標に頑張りたい。自分の成績だけではなく、自分の姿を通して、いろいろな方々に勇気や力を与えられるような存在となり、パラスポーツを盛り上げていきたい」と話した。

このプロジェクトを通し、アスリートのチャレンジを支援し、日本全国でのチャレンジド・スポーツのさらなる普及・発展を目指していく。