現地1月18日、スコティッシュカップ4回戦が行われ、セルティックが2−1でキルマーノックに勝利。サッカー日本代表FW前田大然の決勝弾とゴール後の“膝スラ”セレブレーションが話題となった。 3連覇中のリーグ戦に加えて、カップ戦も2連覇中の王…
現地1月18日、スコティッシュカップ4回戦が行われ、セルティックが2−1でキルマーノックに勝利。サッカー日本代表FW前田大然の決勝弾とゴール後の“膝スラ”セレブレーションが話題となった。
3連覇中のリーグ戦に加えて、カップ戦も2連覇中の王者セルティック。本拠地での一戦に、前田に加えて、FW古橋亨梧、MF旗手怜央の日本人3選手がスタメン出場した。前半12分にカラム・マクレガーのゴールで先制するも、前半終了間際に同点ゴールを奪われる展開となった中、後半25分に決勝点が生まれた。
右サイドからの攻撃だった。背番号10のドイツ人MFニコラス・キューンが斜めのドリブルで中央へ持ち運ぶと、古橋のおとりの動きもあってボックス内の左でフリーとなった前田がパスを受ける。ややパスがズレて角度がなくなり、GKにも間合いを詰められた前田だったが、焦ることなく、右足で冷静にGKの脇の下を抜いてゴールネットを揺らした。
負傷の影響により直近のリーグ戦2試合を欠場していた前田にとって、これが今季公式戦通算15ゴール目。そしてその直後、ゴール裏からの大歓声に右手を挙げて笑顔を見せた後に“膝スラ”パフォーマンスを披露した。
■「前田大然やっぱ凄いわ」
この前田の落ち着き払ったゴール、そして得点後の“膝スラ”がそれほど滑らずに短い距離になったことに注目したファンから次のようなコメントが寄せられた。
「ダイゼーン!上手く流し込んだ!どんどん上手くなってるよね」
「想像以上に控えめで可愛い笑笑笑笑」
「控えめな膝スラも素敵ですね。」
「これは侍の正座スラ」
「前田大然やっぱ凄いわ」
他を圧倒するスピードが最大の武器であることは今も変わらない前田だが、歳を重ねる度にプレーの幅を広げており、今季はオフ・ザ・ボールの動きの多彩さや落ち着いたフィニッシュが際立つようになっており、その“進化”にファンは驚き混じりに喜んでいる。あとは“膝スラ”を完璧に決められるようになれば、鬼に金棒だろう。