横パスを受けた三笘が冷静にゴールを射抜いた(C)Getty Images イングランド・プレミアリーグ第21節が1月16…

横パスを受けた三笘が冷静にゴールを射抜いた(C)Getty Images
イングランド・プレミアリーグ第21節が1月16日(現地時間)行われ、日本代表MF三笘薫が所属するブライトンはイプスウィッチと対戦。リーグ戦では3試合ぶりに先発出場した三笘は両チームともに無得点で迎えた59分、ペナルティエリア内でMFマット・オライリーからのパスを受けると右足を振り抜き待望の先制ゴールを決めた。81分にはジョルジニオ・リュテールが続き、これで2-0としたブライトンは9試合ぶりに勝利を飾った。
【動画】三笘薫が8試合ぶりの今季4点目!イプスウィッチ戦で挙げた先制ゴールを見る
しばらくリーグ戦では白星から遠ざかっていたチームの快勝に地元サポーターは大熱狂。ブライトンの公式SNSには「ミトマジック復活」「俺たちの誇り」「“キング三笘”はこれからが本番だ」「アルビオンのキングだ!!!」など三笘を称賛するコメントが殺到した。
「やっと入った感じ。結果が出てよかった」と三笘は胸をなでおろす。殊勲の活躍の三笘は、昨年11月29日のサウサンプトン戦以来となる8試合ぶりのゴールで今シーズン4得点目。2025年の初得点でもあるこのゴールで自身のプレミアリーグ通算得点を14得点とし、元日本代表FW岡崎慎司がレスター時代に記録した日本人のプレミアリーグ通算最多ゴールに並んだ。
イギリス公共放送の『BBC』は、「相手のマークをうけることなくミトマが相手ゴールキーパーを15ヤードのシュートでかわし、決定的な先制ゴールをあげた」と三笘のゴールシーンを振り返り、戦評では「7.80」ポイントとブライトン内では3番目となる評価を与えた。一方で地元紙の『Daily Mail』は「日本代表のシュートは最高のものではなかったが、リーフ・デイビスのわずかなディフレクションもありゴールキーパーの横をすり抜けた」と解説。選手の評価では「8」ポイントとチーム内での最高評価をつけた。
次節はまたもや敵地でマンチェスター・ユナイテッドとの対戦が待っている。“キング”として地元ファンから愛される三笘が次はどんな“ミトマジック”を見せてくれるのか注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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