プロ野球・広島東洋カープの選手会による合同自主トレーニングが15日、広島県廿日市市の大野屋内総合練習場で始まった。選手約30人が参加して汗を流した。 新人にとっては、初めて先輩と行うトレーニングだった。ドラフト1位の佐々木泰選手は、「テレ…
プロ野球・広島東洋カープの選手会による合同自主トレーニングが15日、広島県廿日市市の大野屋内総合練習場で始まった。選手約30人が参加して汗を流した。
新人にとっては、初めて先輩と行うトレーニングだった。ドラフト1位の佐々木泰選手は、「テレビで見ていた方たちの中で、いつもと違う緊張感があった」。青山学院大で1学年先輩だった常広羽也斗投手と一緒の班でノックを受け、「不安なことはいつでも聞いてこいと言ってもらった。色々聞かせてもらいたいと思います」。
2年目のシーズンに向かう常広投手は昨年、調整が遅れたため不本意なスタートになった。「(佐々木とは)ケガをせずに一緒に頑張ろうという話をした。今年はキャンプでアピールできるような準備を1月にしたい」と意気込んだ。
11年目になる野間峻祥選手は「1人でずっとやっていたので、みんなとやるのは張り合いがあっていい。若い選手に負けないように、しっかりいい状態でキャンプに入っていけるようにしたい」と笑顔だった。(上山浩也)