【WWE】RAW(1月13日・日本時間14日/カリフォルニア・サンノゼ)【映像】米人気女子、“禁じ手”レベルの衝撃技 米人気女子レスラーが、“禁じ手”レベルの衝撃技を炸裂。実況が「えーっ これはマズい」と絶叫し、「(まるで)四天王プロレス」…
【WWE】RAW(1月13日・日本時間14日/カリフォルニア・サンノゼ)
米人気女子レスラーが、“禁じ手”レベルの衝撃技を炸裂。実況が「えーっ これはマズい」と絶叫し、「(まるで)四天王プロレス」「日本でもみない」などファンも凍りつく一幕があった。
新設された女子インターコンチネンタル王者決定トーナメントの決勝戦が行われ、ダコタ・カイとライラ・ヴァルキリアが対戦。拮抗した激闘のなか、ライラが放ったエプロンからフロアに激突する投げ技が炸裂。フロアに激突するヒヤリとする場面に実況席に緊張が走った。
イヨ・スカイやカイリ・セインら日本人女子たちの盟友ダコタと、準決勝でそのイヨ破って勝ち上がってきた新星ライラとの対戦。序盤からライラの得意のロープの隙間をするりと抜ける蹴りをダコタがキャッチすると、ライラもダコタのエプロンからのムチのような蹴りを受け止め互いのムーブへの読みが冴えまくる。決め手を欠く展開に”エグい”攻撃で先手を打ったのが若手のライラだった。
エプロン・サイドの狭い場所での攻防、ライラが軽々とダコタを持ち上げると、躊躇なくリング下を目掛けてブレーンバスターを敢行。背後から硬い床へ叩きつけられ”ボコッ”と物騒な音をたてダコタはその場に悶絶した。
解説が「これはマズイんじゃないですか…」と声をあげるなか、技をかけたライラも背中を強打。大悶絶すると、実況の清野茂樹アナウンサーも「強烈、フロアにダイレクト!危険すぎる!」と絶叫した。
ファンの反応も様々。「音が鈍い」「あかんやつ!」と声をあげると、「あっさり断崖式やるなよ」「(最近)日本でもみない」「これをやるか…WWE女子が」と明らかに危険な技への驚きの声。過激を極めたかつての全日本やノアを彷彿させるデンジャラスな展開を目にしたファンからは「四天王プロレスかよ」との声も聞こえた。
その後、何事もなかったかのように激戦を繰り広げる両者に、解説は「試合続いているんですね…あの強烈な場外ブレーンバスターから…」と苦笑いを浮かべ「某団体では血を吐いていましたからね…」と技の危険度を強調。今でも語り草になっている約20年前の小橋建太vs秋山準戦で場外へ放った「断崖式ブレーンバスター」を匂わせた。
試合はダコタが得意技「GTK」を決めるも絶妙なタイミングでリング下にエスケープ、激戦のなか最後はライラがフィニッシャー「ナイトウィング」でダコタをフォールして勝利。昨年ロースターへ昇格を果たした新星が初代IC王者に。これまで相次ぐ怪我や一時解雇など波乱万丈のキャリアを経験してきたダコタに初タイトルの期待が高まったが、あと一歩のところでシングルタイトル初戴冠を逃した。 (ABEMA/WWE『RAW』)