テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、男子シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を使用して出場した元世界ランク13位のN・キリオス(オースト…
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、男子シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を使用して出場した元世界ランク13位のN・キリオス(オーストラリア)は世界ランク92位のJ・ファーンリー(イギリス)に6-7 (3-7), 3-6, 6-7 (2-7)のストレートで屈し初戦敗退となり、同大会3年ぶりの出場で白星とはならなかった。試合後の会見でキリオスは「ここでまたシングルスをやるのは考えられない」とコメントした。
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29歳のキリオスが同大会に出場するのは3年ぶり10度目。最高成績は2015年のベスト8となっている。
キリオスは手首や脚の度重なる負傷に悩まされ長期間ツアーを離脱していたが、今季開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年半ぶりに公式戦に復帰した。
そのキリオスは今大会で2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来、約2年4ヵ月ぶりに四大大会の舞台に戻ってきた。
23歳のファーンリーとの顔合わせとなった1回戦の第1セットは、両者ともに質の高いプレーでキープを続けタイブレークに突入。キリオスはこのタイブレークを落とし先行される。
第2セット、キリオスは第2ゲームでブレークを許すと、その後ブレークバックを果たせず2セットダウンとなり後がなくなる。このセットでキリオスは左脇腹を気にする様子を見せており、身体に不安を残して第3セットに臨んだ。
第3セット、キリオスは第3ゲームで先にブレークを許し追いかける展開に。それでも第6ゲームでブレークバックを果たしたキリオスは、第10ゲームでセットポイントを1本握る。しかし、これをファーンリーにしのがれたキリオスは、その後のタイブレークを相手にものにされ力尽きた。
試合後の会見でキリオスは「現実的に考えれば、ここでまたシングルスをやるのは考えられない」と失意のコメントを残した。
それでも今後の四大大会の出場について前向きに発言もした。
「素晴らしい旅だった。僕の旅はまだ終わっていないが、素晴らしい旅だったよ。後悔はない」
「もちろんグランドスラムには出場する。プロテクトランキングもある。ウィンブルドンは僕にとって大きな大会だ。グランドスラムの5日前に腹部を痛めるのは理想的ではない。体の調子が良ければ、ウィンブルドンで活躍できるだろう」
一方、勝利したファーンリーは2回戦で世界ランク78位のA・カゾー(フランス)と対戦する。カゾーは1回戦で第28シードのS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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