30本塁打を目標に「本当に結果を残すしかない」 肩周りや足は確実にたくましさを増していた。DeNAの度会隆輝外野手が力強い打球をかっ飛ばす。「体が目に見えて大きくなっていると思いますし、打球の質も、今のほうがパワーはついてきていると思います…
30本塁打を目標に「本当に結果を残すしかない」
肩周りや足は確実にたくましさを増していた。DeNAの度会隆輝外野手が力強い打球をかっ飛ばす。「体が目に見えて大きくなっていると思いますし、打球の質も、今のほうがパワーはついてきていると思います。入るかなという打球もどんどん入るようになっているので」。勝負の2年目へ、自信をのぞかせた。
昨年11月の秋季キャンプ中からトレーナーと相談して肉体改造に着手した。ドラフト1位で入団して開幕戦から2試合連発という衝撃のデビューも、75試合で3本塁打。「今年は30本打てるようにやっていけたら」と高い目標を掲げ、オフもウエートトレーニングに励んできた。
初めてのプロのシーズンで、一時は体重が75キロまで減っていたという。しかし現在は85キロほど。「筋トレして、ご飯を食べて、練習してっていう中で、84、85を行き来をしてる感じなんで、本当に体の仕上がりとしてはいい。ただ太るのは違いますけど、野球をやってく中で増える体重っていうのは プラスでしかないと思うので。今くらいはすごく安定してきていると思う」とうなずいた。
ライバルがひしめく外野の定位置獲りへ「本当に結果を残すしかない。負けないように頑張ります」と度会。鍛え上げた体で、ルーキーイヤーの悔しさを晴らす。(町田利衣 / Rie Machida)