<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館【映像】意外な過去を激白した一山本 今の眩しい笑顔の裏には過去の苦労があった。人気力士が現在の“陽キャラ”イメージとは異なる青春時代のほろ苦い思い出を激白した。 その人気力士とは一山本(放駒)。公務員とい…

<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館

【映像】意外な過去を激白した一山本

 今の眩しい笑顔の裏には過去の苦労があった。人気力士が現在の“陽キャラ”イメージとは異なる青春時代のほろ苦い思い出を激白した。

 その人気力士とは一山本(放駒)。公務員という安定した職を捨て、23歳で脱サラして相撲界へ飛び込んできた異色の経歴の持ち主だ。ハイテンションなキャラクターに定評がある。

 そんな一山本だが「生まれてこの方人見知り。20歳の頃、大学に友達がいなかった」という。大相撲初場所開催中には1月13日という成人の日を迎えるが、それにちなみ「当時の自分にアドバイスは?」と聞くと「もうちょっと社交的に頑張れば、もっと楽しい大学生活が送れたぞ」と後悔の念を滲ませる。

 「本当に友達がいなかった」と振り返る学生時代。しかし、一山本は「今もしっかり人見知りです」と笑顔で告白。インタビューはいつもニコニコ顔で応じ、流暢なトーク術を持ち合わせているだけに、これは意外だ。

 そんな一山本は「推し力士」と公言する若隆景(荒汐)と、昨年の名古屋場所で念願だった本場所対戦を行い、相撲ファン沸かせた。「“ガチファン”は継続して続ける?」と聞くと、「これからもグッズを買って家でしっかり応援して“推し活”していこうと思います」と高らかに宣言。その上で「あんまり押し出し過ぎると、若隆景関に嫌われちゃうんで、今年はひっそりと」と繊細な気持ちも口にした。

 笑顔がかわいらしい一山本だが、“今場所の目標”について聞くと、即座に真剣な表情に切り替わり、「初場所は1年の最初の場所なので、良い成績を残せれば、そのまま流れに乗って、その後の場所も続いていけると思う。二桁勝てるように頑張ります」と決意を語った。

 一山本といえば、昨年五月場所から4場所連続千秋楽を7勝7敗で迎えるという記録を作った。初場所に関しては千秋楽に大きなプレッシャーを感じないように「10日目までには勝ち越します!」と宣言。

 一山本が勝利を重ねるたびに、ファンは「六山本」など、しこ名を進化させ、SNSなどで盛り上がりを見せる。初場所10日目に見事、八山本になっているか――。一山本は勝ち越しに気合を入れた。(ABEMA/大相撲チャンネル)