1月12日、鹿島アントラーズが2025年シーズンの新ユニフォームの2次受付をしたのだが、わずか30分で完売してしまった。 この日、茨城県鹿嶋市内の会場を舞台に「2025新体制発表会」が行われた。そのイベントの中で、改めて紹介されたのが今季…
1月12日、鹿島アントラーズが2025年シーズンの新ユニフォームの2次受付をしたのだが、わずか30分で完売してしまった。
この日、茨城県鹿嶋市内の会場を舞台に「2025新体制発表会」が行われた。そのイベントの中で、改めて紹介されたのが今季のユニフォーム。サプライヤーである『ナイキ』の担当者がその素材やこだわりなどについて説明。さらに、「攻めたデザイン」であるとしていた。
そして18時から、レプリカユニフォーム(1st半袖)のオンラインストア2次受付が開始されたのだが、そのわずか30分後である18時30分、クラブは公式エックス(旧ツイッター)で「本日18時より開始したレプリカユニフォーム(1st半袖)のオンラインストア2次受付取扱分は大変ご好評をいただき、予定数を終了(完売)いたしました。ご購入、誠にありがとうございました。今後の販売につきましては決定次第、ご案内いたします。」と説明し、なんと、売り切れたことを発表したのだ。
そのあまりの好評ぶりにSNS上でもざわつきが見られ、以下のような声が挙がった。
「30分!今年のチームにみんなめっちゃ期待してるなー」
「完売するの速っ!!」
「完売早すぎ 買えませんでした」
「1時間もしないでまた完売か早いな でもシーズン始まればまた販売されるでしょ」
「30分で完売は早すぎるって使い回し感のない斬新なユニフォーム、今シーズンの期待感が大きいんだな!!」
「無くなるの早っ!(笑)」
「速攻で売り切れたww」
「今季の鹿島ユニ人気すぎて気付いたら売り切れてるんだが」
■2つの背景とは
今季のユニフォームの早期完売の背景には2つの理由が考えられる。1つは、そのデザインだ。これまで8回のJ1リーグ優勝シーズン(1996、1998、2000―2001、2007、2008―2009、2016シーズン)に着用していた6つのユニフォームデザインにフォーカスを当てたもので、クラブが「それぞれに使用されたエッセンスを斬新に融合させたダイナミックかつアグレッシブなデザイン」とするもの。また、資源活用の観点から袖のデザインが一枚一枚違うものである説明もされていた。
このような、タイトルにこだわった攻めのデザインが多くの人の心を掴んだというわけだ。
もう一つの理由が、今季のチームへの期待感だ。川崎フロンターレにおいて8年間で7個のタイトルを獲得した鬼木達監督を招聘。さらに、コーチ陣に柳沢敦コーチや田中誠コーチを揃え、選手にはFWレオ・セアラらを獲得。長らく遠ざかっていたタイトルへのムードが高まっていることも、背景にある。
この日、鹿島アントラーズのトップチームはユースとトレーニングマッチを実施。厳しい寒さもある中で、7-0で勝利していた。
今後、チームは宮崎でのキャンプを経てシーズンインするが、このユニフォームでタイトルを掴めるか。期待は高まる一方だ。