J2ヴァンフォーレ甲府が、クラブのメモリアルイヤーとなる2025年シーズンの“復刻デザイン”ユニフォームが話題を集めた。 2025年は甲府にとって特別なシーズンになる。現クラブの前身である「甲府クラブ」が誕生して60年、チーム名が「ヴァン…

 J2ヴァンフォーレ甲府が、クラブのメモリアルイヤーとなる2025年シーズンの“復刻デザイン”ユニフォームが話題を集めた。

 2025年は甲府にとって特別なシーズンになる。現クラブの前身である「甲府クラブ」が誕生して60年、チーム名が「ヴァンフォーレ甲府」に変更されてから30年、そして、いまだに多くのサポーターが心に留めて語り継がれている「J1初昇格」から20年となる。そこでクラブは、スローガンを「ソコヂカラ」とした上で、創設60/30周年の記念ロゴとキャッチコピー「甲府ロマン」を発表し、着用ユニフォームとしてJ1初昇格を果たした2005年時のデザインを復刻させた。

 サプライヤーはこれまでと変わらずに「ミズノ」。1stユニフォームは、クラブカラーの青をベースに袖部分に濃い赤を配色し、ボディ部分には武田信玄で有名な甲府ならではの武田菱を濃淡であしらったデザインで、クラブが積み重ねた伝統と歴史、サポーターとの繋がりを表現している。

 2ndユニフォームは、白を基調として袖部分に紺色を配色したデザイン。GK用は、黄緑、ピンク、黒の3色展開となった。いずれも胸にはスポンサーの「ばくばく」の文字。そして裾には60周年を祝うロゴを配している。

■「シンプルだけどカッコイイじゃん!」

 この甲府の2005年の復刻版の新ユニフォームに対して、SNS上には古参ファンを中心に次のようなコメントが寄せられた。

「復刻ユニは胸熱すぎる!!」
「袖が赤は久し振り!初昇格した2005シーズンの頃のデレルバのユニに近い雰囲気 2ndも袖とパンツが紺!シンプルだけどカッコイイじゃん!」
「甲府は60周年なのね!武田菱がデザインされた周年ロゴ、カッコいいな〜」
「甲府はとことん武田菱の柄にこだわって毎年デザインしているのが好き!」
「1stは2005年、2ndはトッテナムみたいでいいね」

 昨季はJ2勢初となるACL決勝トーナメント進出を果たした甲府だったが、リーグ戦では故障者続出の中で苦しみ、J2で14位に終わった。迎える2025年シーズン、あの2005年と同じような戦いを見せられるか。復刻ユニフォームを前に、ファンの期待は否応なく高まっている。

いま一番読まれている記事を読む