ピンチを未然に防ぐ、練度の高い守備に内田篤人氏が大絶賛している。【映像】一瞬で封殺した“超予測ディフェンス” 2026年の北中米ワールドカップで世界一を目指す森保ジャパンにおいて、新たなDFリーダーとして呼び声の高い谷口彰悟はアジア最終予…

 ピンチを未然に防ぐ、練度の高い守備に内田篤人氏が大絶賛している。

【映像】一瞬で封殺した“超予測ディフェンス”

 2026年の北中米ワールドカップで世界一を目指す森保ジャパンにおいて、新たなDFリーダーとして呼び声の高い谷口彰悟はアジア最終予選のホーム・オーストラリア代表戦で圧巻のパフォーマンスを発揮した。

 1月9日に配信された『内田篤人のFOOTBALL TIME』は、「新年1発目は麻也と高丘と爆笑トーク!」と題し、元日本代表の吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)とGK高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)がスタジオに登場した。番組前半の内田篤人氏と吉田のトーク部分では、3月に次戦を控え大詰めを迎えている森保ジャパンのW杯アジア最終予選をメインに、「吉田が選ぶDFリーダー」がテーマに挙がった。

 吉田が「予選の最初の方は(安定感があって)一番良いと思ってた」と名前を出したのは、シント=トロイデンに所属する谷口彰悟だ。33歳になり、円熟味を増すディフェンダーに対して「残念ながら怪我をしてしまいましたけど、ああいう(ベテランの)歳になった時に身体が一番いい状況プラス頭も冴えてきて、ボールを吸い寄せられるような状況になる時が自分もある。そういう状況なのかなと思うくらい、守備も攻撃もよかった」と絶賛していた。

 内田氏も「守備よかったねですね。カウンターのピンチをその前に全部潰していたので、さすがだな」と吉田に続くようにしてベタ褒め。相手の攻撃を一瞬で封殺したシーンとして際立ったのは、日本代表が埼玉スタジアム2002にオーストラリア代表を迎えた13分のことだ。MFアルディン・フルスティッチが中盤から1タッチでFWミッチェル・デュークへクサビのパスを送り、ボールが足元に渡りそうになる寸前で、谷口がこれをシャットアウト。予測を生かしたスライディングでボールを触れさせず、攻撃の芽を摘んでみせた。心身共に磨きがかかる谷口は、来年6月に開催される北中米ワールドカップでも内田氏を絶賛させるパフォーマンスを発揮できるか。

(ABEMA de DAZN/内田篤人のFOOTBALL TIME)