ヌートバーのほかにドノバン、パランテが合意に至らず MLBは9日(日本時間10日)に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限を迎え、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は合意に至らなかった。 MLB公式サイトのカージナルス…

ヌートバーのほかにドノバン、パランテが合意に至らず

 MLBは9日(日本時間10日)に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限を迎え、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は合意に至らなかった。

 MLB公式サイトのカージナルス番ジョン・デントン記者によれば、カージナルスは複数年契約に向けて取り組んでいたが、折り合いをつけることはできず。ヌートバーのほかに、ブレンダン・ドノバン外野手、アンドレ・パランテ投手が今季年俸についてカージナルスと合意に至らなかったことを伝えた。

 地元メディア「first alert 4」のカージナルス番ブレンダン・シェファー記者は、球団が年俸調停に突入することに触れ、今後数週間のうちに行われる予定の公聴会まで、球団と選手は交渉を継続することがルール上可能であると指摘。だが、年俸調停における近年のカージナルスのアプローチを考慮すると「これらの選手との複数年契約による合意がない限り、カージナルスは最終的に公聴会へ進んでいくことが予想される」とした。

 2023年春のWBCに日本代表「侍ジャパン」の一員として出場して世界一に貢献したヌートバーは、昨季は109試合の出場で打率.244、12本塁打、45打点、OPS.758だった。今年が調停資格取得初年度だった。(Full-Count編集部)