阪神3位の木下は大学から投手転向 2025年が幕を開け、シーズンへ向けた補強も着々と進んでいる。ドラフト入団した新人選手は1月から合同自主トレ、2月にはキャンプインとプロとしての第1歩を歩み始める。ここではセ・リーグのドラフト1位以外の注目…
阪神3位の木下は大学から投手転向
2025年が幕を開け、シーズンへ向けた補強も着々と進んでいる。ドラフト入団した新人選手は1月から合同自主トレ、2月にはキャンプインとプロとしての第1歩を歩み始める。ここではセ・リーグのドラフト1位以外の注目選手を挙げる。
○巨人:浦田俊輔内野手(九産大)
ドラフト2位で指名された3拍子揃った遊撃手。170センチと小柄ながら、福岡六大学リーグでは2022年秋から5季連続で遊撃でベストナイン。今季は春秋連続でリーグMVPに輝いた。3季連続で打率4割以上をマーク。坂本勇人が三塁にコンバートされ、門脇誠、中山礼都、泉口友汰らの若手遊撃手争いに食い込みたい。
○阪神:木下里都投手(KMGホールディングス)
高校時代までは主に遊撃を守り、福岡大で投手に転向した異色の右腕。今年の都市対抗では日本製紙石巻戦で自己最速となる156キロをマークした。ドラフト3位で指名され期待値も高い。ローテーション入りなるか。
○DeNA:篠木健太郎投手(法大)
ドラフト2位で指名を受けた右の本格派右腕。大学1年時から155キロを計測するなど注目を受けていた。3年春の東京六大学リーグ戦では3勝2敗、防御率0.68をマークし、最優秀防御率を獲得。大学2年、4年時には野球日本代表「侍ジャパン」にも選出されている。
○広島:佐藤柳之介投手(富士大)
ドラフト2位で入団した左腕。今年、富士大からは6人が指名を受けた。今年の秋リーグでは5試合で5勝0敗、防御率0.52と圧倒的な成績を残し、最優秀防御率とMVPを獲得。九里亜蓮投手がFAでオリックスへ移籍し、抜けた先発ローテの穴を埋められるか。
○ヤクルト:モイセエフ・ニキータ外野手(豊川高)
両親がロシア出身の左の大砲候補。ドラフト2位で指名された。昨秋の東海大会で驚異の打率.625をマークし、低反発バットが使用された今春の甲子園では大会1号。今季青木宣親外野手が現役を引退し、村上宗隆内野手も来オフにメジャー挑戦予定。左の大砲として期待がかかる。
○中日:石伊雄太捕手(日本生命)
ドラフト4位で日本生命から入団。強肩の捕手として社会人No.1の呼び声も高い。井上一樹監督が現役時代に背負っていた背番号「9」を継承。国内FA権を行使した木下拓哉が残留したが、正捕手争いに食い込めるか。(Full-Count編集部)