男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)で出場している世界…
男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)で出場している世界ランク293位のR・オペルカ(アメリカ)に6-7 (6-8), 3-6のストレートで敗れ準々決勝敗退となった。
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37歳のジョコビッチは昨シーズン、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で悲願の金メダルを獲得したものの、他の大会でのタイトル獲得はなし。開幕時には1位だった世界ランキングを7位まで下げシーズンを終えた。
2025年シーズンの開幕戦となった今大会では、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク73位のR・ヒジカタ(オーストラリア)、2回戦で同55位のG・モンフィス(フランス)を下し準々決勝に駒を進めた。
元世界ランク17位で昨年負傷からツアー復帰を果たした身長211cmを誇るビッグサーバーのオペルカとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、ジョコビッチは相手にブレークは許さなかったものの、リターンゲームで1度もブレークポイントを握れず、最後はタイブレークを落とし先行される。
続く第2セット、第3ゲームでブレークポイントを逃したジョコビッチは、直後の第4ゲームでオペルカにブレークを許し、その後ブレークバックを果たせず、ストレート負けを喫しベスト4進出を逃した。
また、これまでツアー大会のシングルスで99個のタイトルを獲得しているジョコビッチは、大台となるツアー大会100度目の制覇を目指していたが、これもお預けとなった。
勝利したオペルカは準決勝で世界ランク31位のG・ペリカー(フランス)と対戦する。ペリカーは準々決勝で同48位のJ・メンシク(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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