◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(1日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)2025年のPGAツアー(米国男子ツアー)開幕戦に出場する松山英樹は、初日前日のプロアマ戦に参加してイン9ホールをプレー。今…

PGAツアー12年目のシーズンを迎える松山英樹

◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(1日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)

2025年のPGAツアー(米国男子ツアー)開幕戦に出場する松山英樹は、初日前日のプロアマ戦に参加してイン9ホールをプレー。今季8試合が組まれたシグニチャーイベントで迎える米ツアー12年目のシーズンインを前に、最後の事前ラウンドを終えた。

昨年大会の優勝スコアは通算29アンダー(クリス・カーク)と、例年スコアの伸ばし合いが展開されるカパルアでの戦い。いずれも72ホールのツアー記録となる通算34アンダー(22年キャメロン・スミス/オーストラリア)、34バーディ(24年イム・ソンジェ/韓国)は、いずれも当地で樹立されたものだ。

優勝にはバーディ量産が求められる

5年連続8回目の出場となる松山も、「バーディたくさん獲らないと勝負にならないと思う」とロースコアの争いを覚悟している。15年は3位、17年は2位、18年は4位と初出場からトップ5入りを続けたが、直近の4試合では22年の13位が最高位。同年は大会自己ベストの通算21アンダーまで伸ばしながら、優勝したスミスに13ストローク差をつけられた。

センターシャフトのパター投入はあるか

グリーン上では今週、スコッティキャメロンのブレード型でセンターシャフトモデルのパターをテスト。2021年8月のプレーオフシリーズなどでセンターシャフトのパターを使った例はあるが、松山にとっては珍しい仕様といえるだろう。本戦での投入については「どうしようかなと、まだ決めかねています」と話すにとどめた。

プロアマ後は時間をかけて打ち込みを行った

スイングに関しては「いい感じですけどね。ただ、曲がるのでどうしようかなという感じです」とボールの行方に不安を残しつつ、感触は悪くない様子が言葉から伝わってくる。ラウンド後には約2時間にわたり打ち込みを敢行。「(バーディを)たくさん獲れるように頑張りたい」と予選カットなしの4日間を見据えた。