2024年、飛躍の年となった日本ハムの田宮裕涼(24)。自身プロ初の開幕スタメンマスクを任され、「ゆあビーム」と称される強肩と強打を兼ね備えた「打てる捕手」として台頭した。そんな田宮が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に…

2024年、飛躍の年となった日本ハムの田宮裕涼(24)。自身プロ初の開幕スタメンマスクを任され、「ゆあビーム」と称される強肩と強打を兼ね備えた「打てる捕手」として台頭した。そんな田宮が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第7位に入った。

【映像】“ゆあビーム”で盗塁阻止の瞬間

田宮は総視聴数315万PVで第7位にランクイン。その中で高い視聴数を得たのが、4月29日のオリックス戦での盗塁阻止の場面だ。

3回2死一塁の場面で、鋭い送球の「ゆあビーム」でオリックス・渡部遼人の二塁を阻止。好投していた先発・北山亘基を援護する形となった。

そんな田宮の活躍ぶりに野球解説者のG.G.佐藤氏は、持ち前の強肩だけでなく「キャッチャーで“打てる”というのも魅力的ですよね。足も速いし」と打撃と俊足も評価した。さらに「千葉県成田高校出身なんですが、なんでロッテは見つけて来ないんだ(笑)」と現役時代に自身が所属していたロッテのスカウト陣に愚痴をこぼした。

同じく野球解説者の里崎智也氏は「キャンプから良かったんですよ。盗塁のスローインもそうだし、いい形で来ていて、今年は田宮が来るのかなと思っていたら、そのままいい形で行って」とコメント。

続けて「伏見(寅威)と一緒に盛り上げているが、(日本ハムは)結構刺客が入って来ている。進藤(勇也)とか。その競争の中で、来年は勝負の年じゃないですか。来シーズン、本当の主力として活躍してくれることを期待したい」と語った。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ 2024年末SP』より)