10月28日に福岡・レベルファイブスタジアムで日本代表(JAPAN XV)と対戦する世界選抜(World XV)の出場選手の一部が決まり、日本ラグビー協会が発表した。 海外挑戦から帰国し、ヤマハ発動機ジュビロに復帰したFB五郎丸歩(31歳…

 10月28日に福岡・レベルファイブスタジアムで日本代表(JAPAN XV)と対戦する世界選抜(World XV)の出場選手の一部が決まり、日本ラグビー協会が発表した。

 海外挑戦から帰国し、ヤマハ発動機ジュビロに復帰したFB五郎丸歩(31歳)が世界選抜の一員として“ブレイブ・ブロッサムズ”と対峙する。2015年のワールドカップで大活躍し世界のベストフィフティーンに選出された日本代表57キャップ保持者の五郎丸は、「初めて世界選抜チームとして、生まれ故郷の福岡で、日本代表と戦えることを楽しみにしています。日本代表並びに世界選抜への熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

 そのほか、南アフリカのビッグネーム3人も世界選抜入りが決定。元南ア代表主将のHOアドリアーン・ストラウス(ブルズ)のほか、今年のスーパーラグビーで準優勝だったライオンズのCTBローアン・ヤンセ・ファンレンズバーグとWTBルアン・コンブリンクも「ジャパンラグビーチャレンジマッチ2017」に出場することとなった。
 31歳のストラウスはスプリングボックス(南ア代表)から退いているが、2015年のワールドカップで日本代表に敗れたときのメンバーであり、雪辱への思いは強いに違いない。今年、膝の故障を克服した23歳のファンレンズバーグと、近鉄ライナーズに現在所属する27歳のコンブリンクは、ともにスプリングボックス復帰が熱望されているワールドクラスのランナーであり、日本代表との試合は注目となる。

 他の出場選手については決まり次第、順次発表される予定。