【セリエA】パルマ 2-1 モンツァ(日本時間12月28日/エンニオ・タルディーニ)【映像】「足首グニャリ」の衝撃シーン(リプレイあり) 故意ではなかったのかもしれないが、大怪我をしてもおかしくない危険な踏みつけ行為だった。パルマのDFウォ…

【セリエA】パルマ 2-1 モンツァ(日本時間12月28日/エンニオ・タルディーニ)

【映像】「足首グニャリ」の衝撃シーン(リプレイあり)

 故意ではなかったのかもしれないが、大怪我をしてもおかしくない危険な踏みつけ行為だった。パルマのDFウォヨ・クリバリが突破してきたシーンで、モンツァのDFパブロ・マリの対応を巡ってファンたちからは厳しい声が上がった。

 問題のシーンは、日本時間12月28日に行われたセリエA第18節のパルマvsモンツァ、ゴールレスで迎えた51分だった。MFアントワーヌ・エノーとのパス交換で右サイドを突破したクリバリが、ドリブルで敵陣ボックス内への侵入を目指す。

 するとペナルティーエリアのライン上でカバーに入ったP・マリと交錯。右の足首を抑えて倒れたクリバリが悶絶し、試合は一時中断となった。その後のリプレイで確認してみると、ちょうどボックス内に侵入したところで、クリバリの右足がP・マリに踏みつけられる格好になっていた。さらに足首が固定された状況だったため、P・マリは倒れ込むときに足をひねるようになっていた。

 実況を務めた福田浩大氏も「あぁこれは痛い」と嘆くほどの衝撃的なシーン。ABEMAのコメント欄でも「流石に酷すぎるだろ」「これはレビューはいるだろ」「ひどい踏みつけ」「ガッツリいってるもんな」など、P・マリのプレーを非難する声が多く見られた。

 クリバリの治療が続けられるなか、このタイミングでOFR(オン・フィールド・レビュー)へ。レビューを確認した主審は、それほど時間を要することなくチェックを終えるとP・マリにはイエローカードを提示。これが2度目の警告だったため退場となり、パルマにはPKが与えられた。

 この判定にABEMAのコメント欄は「まぁこれは退場で仕方ないな」「赤というより黄色二枚で退場か」「まぁOFR見られたら退場だろうな」「これは言い訳できないやつ」「極悪すぎる」「踏みつけてるしなー」「まぁ1発じゃないだけ優しいな」などのコメントが多く見られた。なお、クリバリはその後になんとかピッチに復帰して、フル出場を果たしている。

 現地メディア『TUTTO mercato WEB』は「すべてを封じ込め、完璧な午後を過ごしていたが、試合を変える出来事が発生。パルマにPKを与える軽率なプレーは議論を呼ぶものの、背後には対応できる味方がいたため、あまりにも大きなミスとなった」と、P・マリの退場シーンについてコメント。採点ではチーム最低となる個人採点「5点」を付けている。

 なお試合は、GK鈴木彩艶のビッグセーブもありパルマが2-1でモンツァを下している。

(ABEMA de DAZN/セリエA)