“ジョニー”の愛称で愛された黒木知宏コーチの娘、MEIさんは3年間活動 ロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」が14、15日で「メートル☆Splash!! 2024 Last Revue」を開催した。202…
“ジョニー”の愛称で愛された黒木知宏コーチの娘、MEIさんは3年間活動
ロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」が14、15日で「メートル☆Splash!! 2024 Last Revue」を開催した。2024シーズンメンバー最後のステージで、卒業する15人の最後の活動となった。ロッテの黒木知宏投手コーチを父に持つメンバーのMEIさん卒業。15日には最後の晴れ舞台を見届けに駆けつけた黒木コーチの姿があった。
「厳しい状況のなかに飛び込んでいったと思います。ですが、そのなかでも自分のやりたいことをしっかりと全うしている姿も見ることができました。家にいるときでも試合は必ず見てチームの勝敗や状況は把握していましたし、メンバーみんながホームゲームではない日もチームと一緒に戦っている、そういう思いで応援しながらパフォーマンスしていると聞いていました。本当に野球に没頭した3年間だったんじゃないかなと思います」
父の顔となって愛娘について語った。さらに「僕も恥ずかしいですよ、なかなかこういうところに来るのはね。妻も『最後だから見に行ってあげようよ』ということで今日は来ました」と語った。
ステージが始まると、M☆Splash!!は今季踊ってきたダンスナンバーを惜しげもなく次々と披露。エピソードトークやジェスチャーゲームコーナーなども織り交ぜ、最後には卒業メンバーひとりひとりから卒業挨拶を伝える場面もあった。MEIさんもソロダンスの披露やコーナーMCなど、さまざまな場面でステージを盛り上げた。
挨拶では「そして晴れて合格。覚悟を決めて入団したこのM☆Splash!!ですが、ジョニー黒木という父を持つ私は、プレッシャーや重圧に押し潰されそうになり、応援と共に心ない言葉を聞くこともありました。正直辛くて本当は1年で辞めようと思っていました」と“ジョニーの娘”の辛さも吐露した。
それでも最後には「ダンスを与えてくれて、野球というスポーツを教えてくれて、マリーンズというチームを愛し、戦うことを教えてくれたパパとママ。本当にありがとう。おかげで私はこんなにすてきな場所ですてきな仲間に出会いパフォーマンスをし、たくさんのファンに出会うことができました。これからは形は変わりますが、変わらずマリーンズを第一線で応援する活動をしていきたいという夢があります」と充実感をにじませた。
すべての想いを力に変えて、3年間の活動を全うしたMEIさん。1人のパフォーマーとなったMEIさんの今後の活躍に大いに期待したい。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)