12月25日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケ…
12月25日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子2回戦が東京体育館で行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が日本航空高校(山梨県)を下し、3回戦進出を決めた。
シードで2回戦から登場した福大大濠は、日本代表に最年少で選出されていた渡邉伶音や湧川裕斗を中心に主導権を握り、20-16で第1クォーター終了。対する日本航空は、司令塔の大道一歩が奮闘する一方で、大黒柱のオルワペルミ ジェラマイアが前半わずか2得点に抑え込まれ、第2クォーター途中にはファウルトラブルに陥る事態に。この試合の行方を左右すると思われていたキーマンを抑えた福大大濠は、22点リードの53-31で試合を折り返した。
大量リードを奪った福大大濠は、第3クォーターだけでターンオーバー7本を記録したが、ビッグランの反撃は許さず。18点差で迎えた勝負の第4クォーター中盤には9-0のランで突き放し、最終スコア88-64で難敵を撃破した。
福大大濠は試合序盤から当たっていた湧川がチーム最多25得点。身長206センチの渡邉はジェラマイア封じに体を張りつつ、3ポイント1本の成功を含む16得点10リバウンド2ブロックのダブルダブルと、チームを支える活躍を見せた。
一方、昨年のインターハイ王者である日本航空は、大道がチーム最多25得点。1回戦の仙台大学附属明成高校戦で圧倒的なパフォーマンスを見せていたジェラマイアは、18得点10リバウンド2ブロックで、最後の全国大会を終えることになった。
勝利した福大大濠は、明日26日11時10分から東京体育館で行われる3回戦で、高知中央高校(高知県)に勝利した前橋育英高校(群馬県)と対戦する。
■試合結果
<東京体育館 Oricoコート>
日本航空 64-88 福岡大学附属大濠
日本航空|16|15|15|18|=64
福大大濠|20|33|11|24|=88