12月25日、B1西地区に所属する滋賀レイクスは、東海大学4年生の西田陽成と来季のプロ契約を含めた複数年契約を締結したことを…
12月25日、B1西地区に所属する滋賀レイクスは、東海大学4年生の西田陽成と来季のプロ契約を含めた複数年契約を締結したことを発表した。
福岡大学附属大濠高校から東海大学に進学した西田は、185センチ82キロのシューティングガード。数々の大会で好成績を残し、先日閉幕した全日本大学バスケットボール選手権(インカレ)では、敢闘賞、得点王、3ポイント王に輝く活躍を見せていた。
西田優大と西田公陽(いずれもシーホース三河)を兄に持つことでも有名で、アンダーカテゴリでも日本代表に選出された実績も持つ。なお、今回の契約に先立ち、西田は痛めていた方の手術を受けていたとのこと。今シーズンはリハビリに専念し、来シーズン以降にデビューする見込みだという。
西田陽成は、クラブを通じて「この度、特別指定選手として滋賀レイクスに加入することになりました西田陽成です。滋賀レイクスという素敵なチームに入り、B1の舞台でプレーできることをうれしく思います。ですが、皆さんの前でプレーするのは少し先になります。先日肩の手術を受けておりリハビリがスタートしております。リハビリを経てチームに合流し、自分の持ち味であるスリーポイントとディフェンスでチームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります。滋賀レイクスを応援くださっている皆様、どうぞよろしくお願いします」とコメントした。
今回の契約発表に際して、眞庭城聖ゼネラルマネージャーが寄せたコメントの全文は以下のとおり。
「Welcome to Shiga Lakes Yosei!!
いつも滋賀レイクスへの熱い応援を頂きありがとうございます。この度西田陽成選手(東海大学)が2024-2025シーズンの特別指定選手(プロ契約)として滋賀レイクスへ加入することが決定しました。
西田陽成選手は福岡大学附属大濠高校から東海大学と、エリートとしてのキャリアを歩みウインターカップ準優勝、全日本学生選手権(インカレ)優勝も経験しており、先日行われたインカレでも準優勝に多大なる貢献をし敢闘賞を受賞しております。
特に3Pシュートを強みとしてキャリアを積んできており、私自身その磨かれた3Pシュートを見た時はアーチが高くとても綺麗なシュートフォームだと感じ、レイクスのアウトサイドに更に厚みをもたらしてくれると期待感が高まりました。また、シュートだけでなく3Pをおとりとしたドライブやカッティングも上手く、ディフェンス面でもエナジーを持って前線からプレッシャーをかけられる脚力とフィジカルも持ち合わせております。
“西田兄弟(長男=西田優大選手、次男=西田公陽選手、いずれもシーホース三河所属)”の三男としてご存じの方も多いかと思いますが、長男の優大選手は日本を代表する選手として活躍し、次男の公陽選手と共にB.LEAGUEで活躍しております。そのバスケ一家として受け継がれているDNAからも陽成選手は可能性に満ち溢れた選手であり、本人もお兄さん達を超えたい気持ちがあると思います。
お兄さん達がリーグトップクラスのチームでプレーする中、陽成選手が発展途上の滋賀レイクスを選んでくれたくれたことは本人にとっても挑戦であると思いますし、強い気持ちを持って入団してくれたと感じております。
今回特別指定選手とその後のプロ契約も結んでおりますが、万全を期してシーズンに臨むために本人の意向でインカレが終わって肩の手術(鏡視下バンカート修復術)を実施することになっておりますため、特別指定選手期間はプレーすることはなくリハビリに専念します。チームとしてこの意向をサポートし来シーズンを完全体で迎えられることを期待して共に取り組んでまいります。
西田陽成選手のアウトサイドの武器、DNA、強い気持ちは必ず滋賀レイクスの更なるカルチャーの構築と成長を助けてくれると期待しております。
レイクスのホーム会場で流れているHOT LIMITの中に『Yosei達が夏を刺激する』とありますが陽成がダイアリのホームゲームで皆様の胸を熱く刺激することでしょう」