田中は楽天で背番号18をつけてきた(C)産経新聞社 巨人は24日、楽天を自由契約となっていた田中将大と来季の契約を結んだことを発表した。【動画】復活が待たれる「神の子」の快投 田中将大の変幻自在投球をチェック 日米通算200勝まであと3勝と…
田中は楽天で背番号18をつけてきた(C)産経新聞社
巨人は24日、楽天を自由契約となっていた田中将大と来季の契約を結んだことを発表した。
【動画】復活が待たれる「神の子」の快投 田中将大の変幻自在投球をチェック
日米通算200勝まであと3勝と迫った右腕は近年はパフォーマンスを落としながらも、かつて2009年のWBCでもともに戦った阿部慎之助監督の希望もあり、獲得に至ったとされる。
昨オフに右ひじ手術を行い、今季はリハビリの期間も長く、1軍登板はわずか1試合のみ。白星なくシーズンを終えたが指揮官の見立てでは、復活を確信している。
そして田中合流となれば、一つ注目を集めているのは背番号の問題もある。
楽天では入団時からエース番号の「18」を着けてきた田中が果たして、何番を着けることになるのか。
くしくもチームでは長く「18」を着けてきた菅野智之がメジャー挑戦を決め、海を渡ることに。18番は空き番となるため、田中に託される可能性もありそうだ。
また巨人のエースナンバー、18番といえば、右投げの本格派が着けてきた番号として知られ、かつては藤田元司氏、堀内恒夫氏、桑田真澄氏(現2軍監督)と錚々たる投手たちが歴史をつないだ重みある背番号でもある。
一方でかつては移籍組が18番を背負ったこともある。
桑田氏が引退後は長く空き番号となっていた「18」を受け継いだのがソフトバンクからFA移籍を果たした杉内俊哉氏だった。
周囲の期待に応え、移籍1年目の2012年に12勝をあげると3年連続で2桁勝利をマークするなど、チームを支えた。巨人時代は39勝をあげ、「松坂世代」を代表する名投手の一人として知られる。現在は1軍投手コーチを務める。
杉内氏引退後は菅野が受け継ぎ、今季含め最多勝を4度マークするなどエースとしての存在感を示した。
田中といえば「18」が代名詞なだけに果たしてどうなるか。今後行われる入団発表の内容にも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】阿部巨人 田中将大獲得へ 投手陣のチームリーダーとしての役割期待されるも 浮上する”メリット、デメリット”