浜口は気迫のこもったピッチングスタイルで知られる(C)産経新聞社 DeNA・浜口遥大とソフトバンク・三森大貴の交換トレードが23日、両球団から発表された。 年の瀬に発表された投手と内野手の交換トレード、シーズン最後の日本シリーズをともに戦っ…
浜口は気迫のこもったピッチングスタイルで知られる(C)産経新聞社
DeNA・浜口遥大とソフトバンク・三森大貴の交換トレードが23日、両球団から発表された。
年の瀬に発表された投手と内野手の交換トレード、シーズン最後の日本シリーズをともに戦った相手どうしでもあり、浜口はDeNAのドラ1左腕。今オフは同じくドラ1の上茶谷大河も現役ドラフトでソフトバンクに移籍しており、ドラ1投手2名の移籍劇にファンも衝撃を受けた。
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ただ今回の交換トレードは両球団にとってメリットも大きいようだ。まずはソフトバンクにとっては、先発、中継ぎともに務められる浜口を欲する事情もあった。
先発左腕はモイネロと大関友久、中継ぎ左腕は長谷川威展とヘルナンデスとやや手薄なため、戦力充実が求められていた。先発、中継ぎ、ロングもこなせる左腕の加入が大きな力となりそうだ。
また、ソフトバンク側に鮮烈な印象を残したのは17年日本シリーズの快投もあった。第4戦で8回一死まで無安打投球と苦しめられた。気持ちを前面に出す、気迫のこもったピッチングスタイルが持ち味。ポストシーズンにおいても快投を見せ、球場でファンを盛り上げるようなパフォーマンスを見せたことも話題を呼んだ。
日本シリーズでもソフトバンクにおいては若手の中継ぎ陣が打ち込まれたのが目立ったが、打者に向かっていくためには強い気持ちも必要とあって、浜口の加入で相乗効果も期待できそうだ。
またDeNAにおいては内外野を守れるユーティリティプレーヤーである三森の加入で安定性が増す。
本職は二塁だが、近年は休養をはさみながらの起用が続く三塁の宮崎敏郎や故障がちな一塁のタイラー・オースティンのバックアップメンバーとして、まずは存在感を示しそうだ。
頂上決戦となった両球団がさらなる高みを目指して行ったトレードの成果はいかに?移籍が決まった両選手の新天地での活躍も期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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