【セリエA】ASローマ 5-0 パルマ(日本時間12月22日/スタディオ・オリンピコ)【映像】鈴木彩艶、「ワンステップ」で70m級フィード パルマのGK鈴木彩艶がパンチのあるロングフィードを繰り出し、決定機の起点を作った。たった一歩の助走で…
【セリエA】ASローマ 5-0 パルマ(日本時間12月22日/スタディオ・オリンピコ)
パルマのGK鈴木彩艶がパンチのあるロングフィードを繰り出し、決定機の起点を作った。たった一歩の助走で約70mの特大キックを軽々と蹴る姿に、ファンが驚愕している。
注目のシーンは、ローマ戦の85分のことだ。5失点目を喫した後のキックオフで試合が再開されると、ボールが最後尾の鈴木のもとへ。背番号31は右足の足裏でなめるようにトラップし、前方を見渡しながらパスコースを確認する。そして、素早く右足を振り抜いた。
たった一歩の助走だったが、放たれたボールは非常に力強い。中継映像から上に見切れるほどの高い弾道でぐんぐんと相手陣内に飛んでいく。その先にいたのは、途中出場のFWマッテオ・カンチェッリエーリだ。最前線のイタリア代表FWのもとへピンポイントで届くも、ローマのDFマッツ・フンメルスに弾かれてしまった。
しかし、その後に発生したセカンドボールをパルマのFWデニス・マンが相手陣内で回収し、MFドリッサ・カマラがミドルシュートを放っている。鈴木の高弾道フィードが攻撃の出発点になったのだ。
すでにお馴染みになった鈴木のロングキックだが、ファンがSNS上で改めて反応。「飛びすぎ」「振りが速すぎる」「唯一無二の武器」「破壊力が半端ない」「直接つながらなくてもザイオン砲からチャンスが生まれた」「どんな足をしてんだ」「このキックを日本代表でも見たい」など驚きを隠せない様子だ。
攻撃面で存在感を発揮した鈴木だったが、今季最多の5失点でチームは大敗。パルマは3連敗となり厳しい戦いが続いているが、続く年内最終戦(12月28日のモンツァ戦)は何とか勝利を飾りたい。
(ABEMA de DAZN/セリエA)