元ONEムエタイフライ級王者のロッタン・ジットムアンノンは19日に更新されたYouTube「魔裟斗チャンネル」に出演。元K−1世界王者の魔裟斗と対談し、来年3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: 武尊 VS ロッ…
元ONEムエタイフライ級王者のロッタン・ジットムアンノンは19日に更新されたYouTube「魔裟斗チャンネル」に出演。
元K−1世界王者の魔裟斗と対談し、来年3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: 武尊 VS ロッタン」でキックボクシングルールでの試合が決まった元K‐1三階級制覇王者の武尊について語った。
◆武尊「最後のつもりで」 ロッタンとついに対戦へ「格闘家として集大成」 ONE日本大会が開催決定
■「武尊に勝ったら、スーパーレックと戦って王者に」
互いに対戦を熱望していたビッグマッチがついに実現する。
武尊が9月27日にタイで行われた「ONE Friday Fights 81」で19歳のタン・ジンと対戦する際、ロッタンは現地で観戦に訪れた。ダウンした瞬間には、「ノックアウトされたら僕の試合がなくなると思った」と肝を冷やしたと語り、武尊が逆転TKO勝ちを飾ったときは「お互いに会うことが運命のように思えてとても嬉しかった」と当時の心境を明かした。
武尊との対戦については「色んな試合を見て対策したので、早く試してみたい」とし、「(自信は)そこまでではないですが、近づけるのではという気持ちがある」と謙虚に語った。
武尊のウィークポイントは、「自分を守ることが少ないと思っている」とディフェンス面を挙げた一方で、「バックキックや、アバラにはいる三日月蹴り……何を出してくるのかわからない」と攻撃面を警戒。そうした経験をしたのは「天心だけ」だと、2018年に対戦し判定負けを喫した元キックボクサーの那須川天心の名を挙げた。
また、キックとムエタイで、グローブの違いなどから戦い方を変えているとし、今回の武尊戦はキックルールで行われることから、「今でもどんどん前に出るつもりです」とバチバチの打撃戦を予告している。
試合の準備期間は通常2カ月だというロッタン。一日6時間練習していると明かすと、魔裟斗は「6時間も練習するの!?(笑)」と驚愕。その様子を見たロッタンは笑顔で「練習と別に、サッカーもやりますよ」とさらにアピールし、3分5ラウンドの武尊戦にも「僕は5ラウンドは楽勝」と余裕を見せた。
ONEのランキングでは1位ロッタン、2位武尊となっており、勝つと現王者スーパーレックとの対戦も見えてくる。ロッタンは「今回武尊選手に勝ったら、スーパーレック選手と戦って王者になる」と武尊戦の先も見据えた対戦だと語り、「武尊選手は(スーパーレック戦の)1ラウンド目から、ガードが弱くてたくさんキックをもらっていたので、僕はガードが弱いところを攻めれば大丈夫そうかなと思っている」とし、「もうずっと前から作戦がある」と明かした。
最後に、魔裟斗は「体重をちゃんとクリアできるのかも、気になるところだな」と切り込むと、ロッタンは「今まで5カ月とか1年空いて試合だったので、身体を作るのが難しかった。でもいつも本気でやっている。でも言い訳になるからあまり言いたくなくて、今回も全力でやります」と全力で体重を落とすと誓った。
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