【WWE】RAW(12月16日・日本時間17日/マサチューセッツ・ボストン)【映像】問題のシーン “禁じ手”として有名な危険ワザを闇落ちレスラーがまさかの使用。絶対王者の病院送りに観客がドン引きした。この狂気のシーンがSNSに公開されるやい…
【WWE】RAW(12月16日・日本時間17日/マサチューセッツ・ボストン)
“禁じ手”として有名な危険ワザを闇落ちレスラーがまさかの使用。絶対王者の病院送りに観客がドン引きした。この狂気のシーンがSNSに公開されるやいなや4500万人がアクセスする異例の事態となりファンからも「酷い」「杭打ちニキだ」と非難コメントが殺到している。
週末12月14日(日本時間15日)に行われたWWEのスペシャル番組「サタデー・ナイツ・メインイベント」で試合後にケビン・オーエンズが統一WWE王者のコーディ・ローデスを襲撃する事件が勃発。11月にランディー・オートンを病院送りにしたWWEでは禁止ワザとされる「パイルドライバー」を今度はコーディに見舞って病院送りにした。
暴れ者がひしめき合うWWEの中でも「今最も制御不能な男」がまたやらかした。オーエンズとのタイトル戦で防衛を果たしたコーディがマイクをとりアピールする大団円のなか悲劇が起きた。背後から先程敗れたばかりのオーエンズが忍び寄って襲撃。WWEでは長年禁止とされているパイルドライバーを使う暴挙。しかも腕を完全にフックしたパッケージ式という最悪のチョイスだ。
脳天からマットに突き刺さったコーディは失神ノックアウト。会場は「またやりやがった…」と老若男女問わずドン引き。テレビカメラが唖然とした観客のびっくり顔を敢えて抜く演出が一層事の重大さを際立たせる。
元は盟友だったオートン、コーディとオーエンズだったが、関係が崩壊してからはその関係は悪化の一途を辿っている。今回のオーエンズによる”パイルドライバー・テロ”は「サタデー・ナイツ・メインイベント」の中継終了後に起きたため、WWE公式がSNS上にアップすると瞬く間に脅威の4500万再生を記録。この模様が改めてレギュラー番組「RAW」で紹介されると、暴挙にファンからは「うわー酷でぇ…」「角度が厳しいな」「パッケージドライバーかよ」「禁止技だぞ」「杭打ちニキだ」と困惑ぎみのコメントが相次いだ。
ABEMAの実況・塩野潤二アナウンサーは「パイルドライバーはWWEでは禁止技になっているんです」と改めて強調。解説のもりおは「オーエンズはWWE入り前からこの技を得意技にしていた。それだけ今の王座を獲りたい気持ちなんでしょう」とオーエンズの心理を分析した。なおコーディは頸部捻挫と診断され戦線離脱が決定。今年1年WWEの顔としてフル稼働の絶対王者を欠いたまま2025年を迎えることとなる。(ABEMA/WWE『RAW』)