米トレード・ルーマーズ「マサヒロ・タナカがNPBのジャイアンツと契約へ」 巨人が楽天から自由契約となった田中将大投手の獲得に乗り出している。日米通算197勝右腕の去就に大きな注目が集まる中、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も反…

米トレード・ルーマーズ「マサヒロ・タナカがNPBのジャイアンツと契約へ」

 巨人が楽天から自由契約となった田中将大投手の獲得に乗り出している。日米通算197勝右腕の去就に大きな注目が集まる中、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も反応。「マサヒロ・タナカがNPBのジャイアンツと契約へ」と伝えている。

 同メディアは「36歳のタナカは素晴らしいキャリアを築いてきた」と、楽天やヤンキースで輝かしい成績を残してきたことに注目。楽天へ復帰した2020年オフについては「タナカは市場で最も評価されている投手の1人だった。複数のMLBの球団が少なからず感心を示したが、古巣の楽天に戻ることを決断した」と日米複数球団によるで争奪戦だったと伝えた。

 しかし、復帰した2021年以降は思うように成績を伸ばせず。今季はわずか1試合登板にとどまった。「移籍前ほどいい成績を挙げることはできなかった。楽天に在籍していた2011年は27.8%の割合で三振を奪っていたが、2度目の在籍期間では17.5%しか奪うことができず、MLB7シーズンでマークした23.1%にも及ばない数字だった」。2012年に最多奪三振のタイトルを獲得した右腕の奪三振力も落ちていることを伝えた。

 ただ、巨人では菅野智之投手がメジャー移籍を目指して海外FA権を行使。先発投手の補強は課題となっている。「指標が下降しているのにも関わらず、巨人はベテラン右腕に賭けることを決断したようだ。今シーズン1登板に留まったが、日米通算200勝まであと3つに迫っていることから、間違いなく今年以上の登板数を誓っているだろう」。かつてヤンキースのエースに君臨した男の去就に、米メディアも熱い視線を注いでいる。(Full-Count編集部)