11月13日(現地時間12日、日付は以下同)に幕を開けた「エミレーツNBAカップ」はグループリーグと準々決勝を終え、ベスト4…

 11月13日(現地時間12日、日付は以下同)に幕を開けた「エミレーツNBAカップ」はグループリーグと準々決勝を終え、ベスト4に残った4チームがネバダ州ラスベガスへ集結した。

 イースタン・カンファレンスではミルウォーキー・バックスとアトランタ・ホークス、ウェスタン・カンファレンスはオクラホマシティ・サンダーとヒューストン・ロケッツが勝ち上がっており、Tモバイル・アリーナで12月15日に準決勝、18日に東西の王者が激突して今年のNBAカップ覇者が誕生する。

 ここでは、12月13日に『NBA.com』へ公開された「エミレーツNBAカップ」のMVP候補5選手を見ていきたい。彼らはいずれも準決勝に勝ち上がってきた4チームのいずれかに所属する選手たちとなっている。

※以降チーム名は略称、スタッツはNBAカップ出場時のもの、%=パーセント

■エミレーツNBAカップ 最新版MVP候補5選手


1位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)

平均32.2得点5.8リバウンド6.6アシスト2.2スティール

2位.ヤニス・アデトクンボ(バックス)

平均31.3得点7.0リバウンド6.8アシスト2.5ブロック、フィールドゴール成功率70.6%

3位.デイミアン・リラード(バックス)

平均29.0得点3.5リバウンド9.8アシスト、フィールドゴール成功率51.5%

4位.ジェイレン・ジョンソン(ホークス)

平均20.4得点12.4リバウンド7.2アシスト1.8ブロック、フィールドゴール成功率51.2%

5位.アルペレン・シェングン(ロケッツ)

平均20.4得点9.4リバウンド7.0アシスト2.0スティール

 ここに入った5選手のうち、前回のランキングから残っているのはギルジャス・アレクサンダー(2位)とバックスデュオ(3位タイ)のみ。ジョンソンとシェングンは、それぞれの所属チームでオールラウンドな働きが光るものの、ホークスにはトレイ・ヤングやディアンドレ・ハンター、ダイソン・ダニエルズ、ロケッツにもフレッド・バンブリートやジェイレン・グリーンといった好選手がそろっている。

 なお、イーストは13日終了時点で6位のバックス(13勝11敗)と7位のホークス(14勝12敗)がラスベガスへの切符をつかんだのに対し、ウェストではトップのサンダー(19勝5敗)と、2.5ゲーム差で2位に立つロケッツ(17勝8敗)が準決勝進出。

 現段階におけるMVP候補ランキングはサンダーのエース、そしてここまで唯一の5戦無敗を誇るバックスのアデトクンボとリラードによる争いと言っていいだろう。

【動画】準々決勝で39得点を奪ったギルジャス・アレクサンダーのハイライト!