ヤンキースとブルワーズが13日(日本時間14日)、両球団間のトレードを発表。ヤンキースは抑えのデビン・ウイリアムズ投手を獲得し、22年12勝の変則左腕ネスター・コルテス投手と若手有望株のケーレブ・ダービン内野手と金銭を出した。米報道による…
ヤンキースとブルワーズが13日(日本時間14日)、両球団間のトレードを発表。ヤンキースは抑えのデビン・ウイリアムズ投手を獲得し、22年12勝の変則左腕ネスター・コルテス投手と若手有望株のケーレブ・ダービン内野手と金銭を出した。米報道によると、金銭の額は200万ドル(約3億円)だという。
ヤンキースが新たに迎えたウイリアムズは直球とチェンジアップを武器に実質1年目の20年に22登板、防御率0・33の快投で新人王を獲得し、22年途中から抑えに定着。昨季は自己最多の36セーブをマークした。今季はけがで22登板に終わったが、質の高い投球で3年連続防御率1点台(1・25)を残した。メジャー6年の通算成績は241登板、27勝10敗68セーブ、防御率1・83。22、23年には球宴にも選出されている。
ヤンキースは強打の外野手フアン・ソトの争奪戦でスポーツ史上最大15年7億6500万ドル(約1147億5000万ドル)の条件を提示したメッツに惨敗。しかし、ブレーブスからFAになった先発左腕マックス・フリードを8年2億1800万ドル(約327億円)で獲得するなど、着々と投手陣の強化を進めている。
フリードに押し出される形でブルワーズへ移籍するコルテスのメジャー7年の通算成績は33勝21敗、防御率3・80。今季は自己最多の31登板、174回1/3を投げて9勝10敗、防御率3・77だった。ドジャースの大谷との過去の対戦ではトリッキーな投球フォームで困惑させたほか、今季のワールドシリーズ第1戦ではリリーフでマウンドに上がり、フリーマンにサヨナラ満塁本塁打を浴びた。