【UEFAチャンピオンズリーグ】ユヴェントス 2-0 マンチェスター・シティ(日本時間12月12日/ユヴェントス・スタジアム)【映像】異次元の飛び出し→スーパーセーブの瞬間 世界最高峰のホットラインが炸裂した。マンチェスター・シティに所属す…

【UEFAチャンピオンズリーグ】ユヴェントス 2-0 マンチェスター・シティ(日本時間12月12日/ユヴェントス・スタジアム)

【映像】異次元の飛び出し→スーパーセーブの瞬間

 世界最高峰のホットラインが炸裂した。マンチェスター・シティに所属するMFケヴィン・デ・ブライネが相手守備を一瞬で無効化するスルーパスを送り、抜け出したFWアーリング・ハーランドがフィニッシュへ。わかっていても止められない“怪物級”のコンビネーションがファンの間で話題だ。

 話題の場面は、マンチェスター・シティのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、ユヴェントス戦の40分のことだ。まずは、出し手のデ・ブライネが魅せる。相手陣内中央左のMFイルカイ・ギュンドアンからゴール前へのパスが送られると、背番号17は前へターンしながら足元へピタリとトラップ。相手の守備3人に囲まれながらも、次のタッチで縦へパスを繰り出す。すると、このボールに反応したのが受け手のハーランドだ。ユヴェントスのDFピエール・カルルの背後から前に抜け出したハーランドは、このパスをダイレクトの左足ループでフィニッシュ。絶妙なタッチでふわりとボールを浮かせてみせた。

 このシーンは残念ながらGKミケーレ・ディグレゴリオが左手一本で防ぐスーパーセーブによってマンチェスター・シティのゴールとはならなかったものの、プレミアリーグやCLなどで数々のゴールを生み出してきたホットラインが開通。改めて世界最高峰のコンビネーションで相手ゴールに迫った場面だった。

 これには解説の戸田和幸氏も「(デ・ブライネは)ターンしながら確認しているのかもしれないですがボールの置き場所も完璧ですし、(ハーランドの)飛び出しも非常に良かった」と称賛。と同時に、GKに対しても「素晴らしいセーブでしたね」「距離を詰められたことと、体を倒さずに対応できている」と、ハイレベルな攻防を称賛した。

 ファンもSNSでは「デブライネとハーランドがおったらああいうシーンも出てくるよな」「デブライネやっばいなあ」「スーパースルーパス」「ハーランド抜けるのうますぎるな」とデ・ブライネとハーランドの連係に感嘆しつつ、「今のはキーパーがえぐい」「デブライネもハーランドも完璧やったけど、それはキーパーが上手い」「ディグレよく我慢したね」と、GKにも脱帽するようなコメントであふれた。

 試合はその後、マンチェスター・シティは53分、75分に失点して、アウェイで0-2の敗戦を喫した。

(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)