【UEFAチャンピオンズリーグ】ディナモ・ザグレブ 0-0 セルティック(日本時間12月11日/スタディオン・マクシミール)【映像】前田大然、超加速する“爆速プレス”の瞬間ある意味で彼らしい、しかしありえないプレスだった。セルティックに所属…
【UEFAチャンピオンズリーグ】ディナモ・ザグレブ 0-0 セルティック(日本時間12月11日/スタディオン・マクシミール)
ある意味で彼らしい、しかしありえないプレスだった。セルティックに所属するFW前田大然が、相手にカウンターを浴びた場面で、中継映像の画面左下から突如現れて、このボールの回収に成功。信じられない危機察知能力とダッシュ力、守備力には思わずファンもツッコミしたくなる一幕だった。
話題の場面はセルティックがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節でディナモ・ザグレブと対戦した一戦、後半早々の47分のことだ。セルティックが最終ラインから攻撃を組み立てた際、中盤に縦パスを送ったボールを相手に奪われ、一気にカウンターのピンチを招いたシーンだった。
ディナモ・ザグレブのDFステファン・リストフスキが自陣右サイドで受けてそのまま中央へと持ち上がる高速カウンターを仕掛けようとしたその瞬間、突然現れた前田がそこに立ちはだかったのだ。リストフスキを斜め後方から追い込んだ前田はそのままプレスをかけて相手のコントロールミスを誘い、仲間がボールを回収。失点の危機に繋がりかねない場面で危険を察知した前田が、それを未然に防いだ場面だったと言える。
前田に対してはファンは常々「なんでお前がそこにいるんだ!」とツッコミを入れてきたが、このシーンもまさにそんな光景だ。よく見ると、リストフスキがパスをもらいに動き出した瞬間に、マークする前田もついて行っているものの、後から追いかけて、猛烈なスピードで一気に追いつく様は、何度見ても圧巻の迫力がある。
前田はこの日、72分までピッチに立った。チームは0-0で引き分け、ゴールに絡むことはできなかったものの、前半から持ち味の強度の高いプレーでチームの危機を救い、攻撃のチャンスを生み出すシーンを何度か作り出した。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)