米国男子ゴルフツアー(PGA)は11日、都内で会見を開き、日本開催のツアー新規大会「ベイカレント・クラシック」を、来年秋から神奈川・横浜CCで行うと発表した。コロナ禍で米カリフォルニア州開催だった20年を除き、19年から千葉・習志野CCで行…
米国男子ゴルフツアー(PGA)は11日、都内で会見を開き、日本開催のツアー新規大会「ベイカレント・クラシック」を、来年秋から神奈川・横浜CCで行うと発表した。
コロナ禍で米カリフォルニア州開催だった20年を除き、19年から千葉・習志野CCで行ってきたZOZOチャンピオンシップが、今年限りで契約満了。PGAが新たなスポンサーを模索する中で、昨年からPGAのサブスポンサーを務めてきた、日本の総合コンサルティングファーム「ベイカレント」が、冠スポンサーとなり、アジア唯一のPGAツアーが日本で継続されることになった。
大会は78人参加の予選カットなし、72ホール、ストロークプレーで行われる。賞金は未定。会見に出席した、アジア人最多のPGA通算10勝を挙げている松山英樹は「来年以降、どうなるのかなと心配していたところで、ベイカレントさんに手を挙げていただいて。これからゴルフを頑張っていこうというジュニアの人たちにも、すごく影響がある。そこで僕は、日本人でもありますし、そこでもう1回勝ちたい気持ちが強い。日本人選手代表として勝てるように頑張りたい。2025年大会で勝つことが目標です」と語った。ZOZOチャンピオンシップでは、第1回の19年大会で、優勝したタイガー・ウッズ(米国)と最後まで優勝を争って2位。21年大会で優勝するなど、大会の顔のような存在でもあっただけに、成績にもこだわるつもりだ。