慶大が4対1で東大に競り勝ち、今カードの成績を1勝1敗とした。

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 負けられない慶大は今春リリーフで9試合に登板した髙橋亮吾(2年・慶應湘南藤沢)がリーグ戦初先発。一方、16日の第1戦でリーグ戦の連敗を16で止めた東大は、濵﨑貴介(2年・鶴丸)が先発し、2002年秋以来15年ぶりの勝ち点獲得を狙った。

9回1失点で完投勝利を挙げた慶大・髙橋亮

 序盤は投手戦。濵﨑が1回2死2、3塁のピンチを凌いで3回まで1安打無失点。対する髙橋亮も3回まで無安打で無失点に抑えた。だが4回表、慶大が1死1、2塁から8番・照屋塁(4年・沖縄尚学)のセンター前タイムリーで1点を先制。その裏に東大も2番・新堀千隼(2年・麻布)の2塁打から1死満塁と攻め、6番・山下朋大(2年・東海)のタイムリーで同点としたが、直後の5回表に慶大が1番・中村健人(2年・中京大中京)のヒットから1死満塁として、5番・郡司裕也(2年・仙台育英)の犠牲フライと清水翔太(4年・桐蔭学園)のタイムリーで2点を勝ち越した。

5回表、慶大の郡司が勝ち越しの犠牲フライを放つ

 その後、継投に入った東大に対し、慶大が7回に先頭の3番・柳町達(2年・慶應)の2塁打の後、5番・郡司が今度はレフトオーバーのタイムリー2塁打で貴重な追加点。慶大の大久保秀昭監督が「思ったよりも時間が長く感じた」と振り返った通り、慶大ナインに“固さ”の見えた試合でもあったが、「何とか気持ちで点を取れた」と郡司。先発の髙橋亮が9回118球を投げて5安打3四球10奪三振で1失点に抑える好投で、リーグ戦初先発勝利を完投で飾った。

■慶應義塾大vs東京大2回戦
慶應義塾大 000 120 100=4
東京大   000 100 000=1
【慶】〇髙橋亮-郡司
【東】●濵﨑、宮本、小林、柴田-三鍋

◎慶應義塾大・大久保秀昭監督
「思ったより時間が長く感じた試合でした。固くなっている部分もあった。(第1戦に敗れて)非常にやりづらいです。でもその中で髙橋亮がよく投げた。やはりピッチャーがゲームを作らないと苦しくなるので、嫌な流れの中で何とか粘ってくれた。完投したということも自信に繋げてもらいたい。いくつかサインミスもあるので、引き締めて、明日の宮台対策を頑張ります」

◎慶應義塾大・髙橋亮吾(2年・慶應湘南藤沢)
「初先発でしたけど、オープン戦などでは投げさせてもらっていたので特に意識することなく、普段通りの気持ちで投げられた。2ケタ奪三振は狙ってはいましたけど、完投は狙ってなかった。結果的に9回が終わった時に相手よりも1点でも少ない抑えることを心掛けた。序盤は暑かったですけど、途中から涼しくなってきた。集中を切らさずにできてよかったです」

◎慶應義塾大・郡司裕也(2年・仙台育英)
「正直、(第1戦で)東大に負けるとは思っていなかった。リーグ戦の初戦でどうしても難しい面があった。今日も(初回の)最初のチャンスにファーストライナーでちょっとマズいかなと思ったんですけど、うまく切り替えてどんどん振って行けて、それが(2打点の)結果に繋がった。(髙橋)亮は崩れそうになかった。ナイスピッチングでした」