ヤンキースからFAとなり、大争奪戦が展開されているソト(右)。彼の契約金が大谷(左】を超えるとの憶測も飛び交っている。(C)Getty Images 報じられた仰天の“値札”に球界OBたちも愕然とする。 球界に衝撃を…

 

ヤンキースからFAとなり、大争奪戦が展開されているソト(右)。彼の契約金が大谷(左】を超えるとの憶測も飛び交っている。(C)Getty Images

 

 報じられた仰天の“値札”に球界OBたちも愕然とする。

 球界に衝撃を走らせたのは、今オフのFA市場の目玉となっているフアン・ソトに関するトピックだ。現地時間12月5日に米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が、契約規模が「15年7億5000万ドル(約1155億円)の範囲になる可能性がある」とすっぱ抜いたのである。

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 もっとも、契約金の高騰は“不可避”な状況ではあった。26歳にして、MLB通算201本塁打、OPS.953のハイアベレージを記録する規格外の打棒を有するソト。その若さとポテンシャルの高さもあって、今オフは複数球団が争奪戦を展開。目下、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ドジャース、ブルージェイズの5球団が「最低6億ドル(約924億円)」と言われたマネーゲームを繰り広げている。

 そうしたなかで確度の高い情報発信者である事情通のパッサン記者は、ソトに提示された金額について「大谷翔平が7億ドル(約1015億円=当時のレート)の契約を結び、それまでの記録を2億7500万ドル(約375億円)近く更新してから1年も経たないうちに塗り替えられるかもしれない」と伝えている。

 唯一無二の「二刀流」の価値が認められ、ドジャースと天文学的契約を結んだ大谷。そんな偉才の歴史的契約がわずか1年で塗り替えられるかもしれない。その異様な市場の様相に、球界OBも驚きの声を挙げる。

 元ヤンキースで、野球解説者のキャメロン・メイビン氏は「ソトにそんな大金払うわけがないだろ!」と反発。さらに元マリナーズのマイク・キャメロン氏も「これは狂ってる」と主張。やはりわずか1年での大谷超えにハレーションは広まっている。

 本当に大谷のメガディールを超える契約をソトは締結するのか。近日中に「大きな動きがある」とも伝えられる怪物打者の動静に世界の熱視線が向けられている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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