広島・森翔平投手(26)が4日、来年1月にカブス・今永と自主トレを行うことを明かした。昨年12月も今永が渡米する前に練習をともにしていた縁があり、参加が決定。課題である春先の不調から脱却するため、メジャー1年目から15勝をマークした左腕か…
広島・森翔平投手(26)が4日、来年1月にカブス・今永と自主トレを行うことを明かした。昨年12月も今永が渡米する前に練習をともにしていた縁があり、参加が決定。課題である春先の不調から脱却するため、メジャー1年目から15勝をマークした左腕から多くを吸収する。
世界に羽ばたいた左腕に弟子入りする。来季の飛躍へ、大きなきっかけとなり得るチャンス。森は今永との自主トレに向け「同じ左投手なので、特に投げることに関して(聞きたい)ですね。どっちかというと、技術面を中心に聞きたいです」と力を込めた。
昨年12月、今永が渡米する前に練習をともにした縁もあり、来年1月に行われる高知での自主トレに参加することが決定した。聞きたいことは「全部ですね」と即答。メジャー移籍1年目の今季、チーム最多の15勝をマークした最高のお手本から多くを吸収するつもりだ。
今永といえば“投げる哲学者”の異名が有名。投球に対する探究心は人一倍強い。知識が豊富な左腕に対し、自身の課題である春先の不調について「そこももちろん」とアドバイスを求める構え。入団から3年連続で開幕ローテをつかめていない要因となっている“スロースターター”の脱却にも力を入れる。
この日はマツダスタジアムを訪れ、汗を流した。両足首に1・5キロの重りを巻き付けながらキャッチボールやランニングなどを行い、「負荷を与えてやっていこうかなと。筋肉量を増やしたいのでウエートもやっています」と体作りに余念はない。“今永塾”で課題克服のカギを見つけ、4年目で自身初の開幕ローテ入りを狙う。