来季、J1ジュビロ磐田への加入が内定している筑波大MF角昂志郎(22)が2日、茨城・つくば市の同大学でプロ内定者による合同会見に出席した。すでに特別指定選手として“デビュー”している期待の星は、大学OBの日本代表MF三笘薫(ブライトン)級…

 来季、J1ジュビロ磐田への加入が内定している筑波大MF角昂志郎(22)が2日、茨城・つくば市の同大学でプロ内定者による合同会見に出席した。すでに特別指定選手として“デビュー”している期待の星は、大学OBの日本代表MF三笘薫(ブライトン)級の活躍を誓った。

 166センチ、66キロと小柄ながらドリブルを含めた技術の高さは折り紙付き。尊敬する選手を問われると「三笘選手です。同じドリブラーで、先輩として憧れています」ときっぱり言い切った。自身も三笘が自主練習で1対1をくり返していた話に感銘を受け、取り組むようになったという。「タイトル獲得に向けて得意のドリブルを発揮してチームを勝利に導けたら」と表情を引き締めた。

 3月に内定し、8月の札幌戦で途中出場するなど公式戦2試合に出場。練習参加した際はGK川島やMF山田に親切にしてもらったと明かし「ああいった人間性、姿勢は忘れずにしたい」とうなずいた。名門から加わる新星がジュビロの未来を明るく照らしていく。

 ◆角 昂志郎(すみ・こうしろう)2002年8月13日、東京都生まれ。22歳。横河武蔵野FC・U―12、東京武蔵野シティFC・U―15、FC東京U―18を経て筑波大に在学中(4年)。同大学では背番号10。U―15から年代別日本代表入り。166センチ、66キロ。