サッカー元日本代表で、関東リーグ1部の南葛SCに所属するMF稲本潤一(45)が4日、現役引退を発表し、都内で会見を開いた。今後は指導者の道を歩むと宣言。2002年のW杯日韓大会で日本初のベスト16入りに貢献するなど、小野伸二、高原直泰ら1…
サッカー元日本代表で、関東リーグ1部の南葛SCに所属するMF稲本潤一(45)が4日、現役引退を発表し、都内で会見を開いた。今後は指導者の道を歩むと宣言。2002年のW杯日韓大会で日本初のベスト16入りに貢献するなど、小野伸二、高原直泰ら1979年生まれの「黄金世代」を支えてきた1人が、28年のプロ生活に別れを告げた。
引退会見には、南葛SCのオーナー兼代表取締役社長を務める、漫画『キャプテン翼』の作者・高橋陽一氏(64)が登場し、稲本を描いたイラストを贈った。これには稲本も「ちょっと鳥肌が立ちましたね」と喜びつつ「(描いて)くれるかなとちょっと思っていた」と会場の笑いを誘った。高橋氏は「こんな偉大な選手が最後に自分のクラブでプレーしたのは名誉なこと。濃い人生を歩んで来られたと思うので、いろんな経験を伝えていってほしい」とエールを送った。