【セリエA】パルマ 3-1 ラツィオ(日本時間12月1日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)【映像】まるでゴム人間? 鈴木彩艶の「ミラクルセーブ」 パルマのGK鈴木彩艶が超絶ストップを見せた。相手のヘディングシュートは手前でコースが変わっ…
【セリエA】パルマ 3-1 ラツィオ(日本時間12月1日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)
パルマのGK鈴木彩艶が超絶ストップを見せた。相手のヘディングシュートは手前でコースが変わったものの、驚異的な反応でファインセーブ。この超人的プレーには、メディアとファンから賞賛の声が集まっている。
セリエA第14節のラツィオ戦、パルマが1点リードで迎えた52分のことだ。右CKからラツィオのMFマッティア・ザッカーニが蹴り込んだボールは、鋭く曲がって落ちる軌道でファーへ。中央を固めていたパルマの選手の頭上を越えていき、ラツィオのDFマリオ・ヒラが頭で合わせると、目の前にいたDFアレッシオ・ロマニョーリの顔面に当たる。このまさかのディフレクションで、ボールは急激に軌道を変えてゴール右隅を捉えた。
しかし、鈴木は至近距離でのイレギュラーにもなんと対応。完全に重心が右手方向に流れていた中、咄嗟に右足を力強く踏む。そして地面からの反発を利用し、左手を懸命に伸ばして、ゴールラインのギリギリで弾き出したのだ
無理な体勢でのセービングだったため、弾いたボールは飛距離が出ず、ボックス内にこぼれたものの守備陣が大きく蹴り出す。GKの決死のプレーにチームメイトが応える形でパルマは難を逃れた。
鈴木の超人的なセービングには、ファンもSNS上で大盛り上がり。「ザイオン固ぁ」「すばらしいシュートストップ」「ゴム人間やん」「逆とられたのに、よくリカバーした」「あれ反応できるんかい」「同点を悟ったけど、止めてくれた!」「やっぱりザイオン成長しまくってる」と、興奮しながら好守を称賛していた。
また、イタリアの現地メディアもこのシーンに注目。『TUTTO mercato WEB』は「後半はパルマのGK鈴木がチームを救う絶対的な主役となった。52分のロマニョーリのディフレクションに対する反応は怪物的。スーパー鈴木だ」、『PARMA live』は「驚異的な反射神経でチームを救う。決定的かつ重要」、『PARMA TODAY』は「素晴らしい反射神経で止めた」と、それぞれ称賛している。
鈴木はその後もファインセーブを連発し、パルマも3-1勝利に大きく貢献。現地メディアの個人採点も「6.5」や「7」が大半という際立った活躍を見せた。
(ABEMA de DAZN/セリエA)