去年11月に巨人からトレードでソフトバンク加入のウォーカーが退団 オフシーズンも12月に突入し、2日はNPBや社会人の球団から続々と去就が発表された。ソフトバンクは昨年オフに巨人から加入したアダム・ウォーカー外野手と来季の契約を締結しないこ…

去年11月に巨人からトレードでソフトバンク加入のウォーカーが退団

 オフシーズンも12月に突入し、2日はNPBや社会人の球団から続々と去就が発表された。ソフトバンクは昨年オフに巨人から加入したアダム・ウォーカー外野手と来季の契約を締結しないことを発表するなど、複数の外国人選手らの“動向”が発表となった。

 ウォーカーは昨年11月に巨人の高橋礼投手、泉圭輔投手とのトレードで加入。今季はオープン戦で5本塁打をマークし、「7番・指名打者」で開幕スタメンを勝ち取ったが、その後は状態が上がらず4月30日に登録を抹消された。1軍は20試合に出場して打率.169、1本塁打、3打点に終わっていた。

 楽天はニック・ターリー投手、宋家豪投手、マイケル・フランコ内野手と来季の選手契約を締結することになったと発表。ターリーは広島で2年プレーし、今季から楽天へ。17試合で0勝1敗、2ホールド、防御率2.93だった。来季が来日4年目となる。宋は2016年から楽天でプレーし来季で10年目となり、今季は41試合に登板した。フランコは来日2年目の今季は68試合に出場して8本塁打を放った。一方で日本ハムを経て今季から楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手は退団。15試合で3勝6敗、防御率6.72だった。

 ロッテを戦力外となっていた古谷拓郎投手は1日夜にインスタグラムを更新し、今季限りでの引退を発表した。2018年ドラフト6位で入団し、2022年オフには戦力外通告を受けて育成再契約。2023年オフも戦力外を通達されて再契約を結んでいた。このオフには12球団合同トライアウトにも参加していた。

“トライアウト組”としては元ヤクルトの尾仲祐哉投手、元広島の曽根海成内野手が2025年から始動する社会人野球「サムティ硬式野球部」と選手契約。球団が発表した。曽根は野手コーチ兼任で、両選手ともにこのオフに戦力外となりトライアウトを受けていた。

 社会人のミキハウスは、巨人から戦力外通告を受けた高橋優貴投手が加わることになったと発表した。高橋優は2018年ドラフト1位で入団。2022年オフに左肘を手術し、育成契約となったが、2023年に支配下に復帰も結果を残せなかった。今季は1軍での登板はなかった。(Full-Count編集部)