今夏のパリ五輪・パラリンピックに出場した日本選手団が30日、東京都中央区日本橋で「TEAM JAPAN 応援感謝イベント」に参加し、パレードを行った。 代表選手団は日本橋を徒歩で約700メートル往復。沿道にかけつけた約1万人のファンに手を…
今夏のパリ五輪・パラリンピックに出場した日本選手団が30日、東京都中央区日本橋で「TEAM JAPAN 応援感謝イベント」に参加し、パレードを行った。
代表選手団は日本橋を徒歩で約700メートル往復。沿道にかけつけた約1万人のファンに手を振るなど、なごやかな様子だった。パリ五輪で銅メダルを獲得し「初老ジャパン」の愛称も話題となった総合馬術団体のメンバーの大岩義明(48)=nittoh=は「こんなにたくさんの方が見に来ていただいて最初からびっくりした。歩いていると『初老ジャパンおめでとう!』とすごく声をかけていただいた。たくさんの人に応援していただいたと実感させていただきました」と感激していた。
今年1年を「馬術はパリオリンピックの出場権が取れていなかったところからのスタート。そこから始まって銅メダルが取れるところまできた。山あり谷ありで苦労をともにしました。なおさらうれしい。忘れられない年になりました」と充実の表情で振り返った。今後の目標としては「パリオリンピックでパートナーとなった馬が16歳なので次のオリンピックは年齢的にも厳しいところ。新しいパートナー探しからのスタートとなります。今のところそういったパートナーもいない状況ですので、次のオリンピックでメダルを取りたいとははっきりまだ言えないんですけど、準備を整えた上で改めてメダルを目指したいとはっきり言える準備を整えたい」と意気込んだ。