メッツのリンドーアは最終候補入りも大差で“敗れた” 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)に発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が満票で2年連続、3度目となる受賞を果たした。最終候…
メッツのリンドーアは最終候補入りも大差で“敗れた”
全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)に発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が満票で2年連続、3度目となる受賞を果たした。最終候補に残っていたメッツのフランシスコ・リンドーア内野手は、2位の得票に終わり、ファンは「本物のMVPは誰かわかっている」と“恨み節”が相次いでいる。
MVPの最終候補に大谷、リンドーア、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が入っていた。満票で420ポイントを獲得した大谷に対し、リンドーアは1位票0、2位票23、3位票7で合計263ポイント。大谷とは157ポイントの大きな差をつけられて“敗退”した。
31歳のリンドーアは152試合に出場し打率.273、33本塁打、91打点。さらに29盗塁をマークし、遊撃手としても高い守備力を誇るだけに、DHで守備機会のない大谷のMVP争いの“ライバル”とされていた。
結果発表となってもSNS上にはリンドーアのMVPを推す“支持者”の声が溢れていた。「今年のショウヘイ・オオタニは驚異的だった……でも、彼は打つだけでよかった。ドジャース守備時、彼はいつも(ベンチで)座っているだけだった。フランシスコ・リンドーアが本物のMVPだ」。
さらに「俺たちのMVP。フランシスコ・リンドーアは忘れられないシーズンを過ごした」。「リンドーアはいつだって私たちのMVPだ」「驚きはないが、まだガッカリしている」「リンドーアは盗まれた。彼が私が選ぶMVPだ」といった声が続々と寄せられていた。(Full-Count編集部)