11月21日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が『FIBAアジアカップ2025予選Window2』で…

 11月21日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が『FIBAアジアカップ2025予選Window2』でモンゴル代表(同108位)と対戦。満員の日環アリーナ栃木で93-75の快勝を飾った。

 トム・ホーバスヘッドコーチ率いる日本代表は、パリ2024オリンピック代表だった比江島慎、富樫勇樹、吉井裕鷹、負傷離脱者の発生に伴い追加招集された西田優大、日本代表デビューとなるアレックス・カークを先発起用した。

 今ウィンドウ限りでの代表引退を示唆している比江島が、試合立ち上がりから3ポイントに鋭いドライブ、アシストで存在感を発揮し、12-1の好スタートをきるも、大幅にメンバーを入れ替えた同残り4分から失点が続き22-22の同点で第1クォーター終了。

 主導権を取り戻したい第2クォーターは、開始早々に逆転を許し一進一退の展開だったが、比江島のドライブを起点に西田が3ポイントを決めると、キャプテンも務めるチーム最年長が果敢にリングへアタック。ペイント内で奮闘したカークもスコアを伸ばし、11点リードで前半を終えた。

 ハーフタイム明けの第3クォーターは、吉井が押し込み先手をとり、富樫の3ポイントで連続得点。比江島のハッスルプレーに、大浦颯太の代表初得点となる3ポイントなどで突き放した。

 16点リードで迎えた第4クォーターは、佐々木を司令塔に据え、スターター陣とともに起用。モンゴル代表も懸命に食い下がるなか、追加招集でチームに合流した西田が立て続けに3ポイントを決め大爆発。最後は18点差で『FIBAアジアカップ2025予選』3連勝を飾った。

 勝利した日本代表は、西田が8本中7本の3ポイントを決めてチーム最多21得点12リバウンド、チーム最年長34歳の比江島が18得点5リバウンド3アシスト3スティールと奮闘。佐々木は9分55秒のプレータイムで7得点7アシスト、カークは17得点8リバウンド5アシスト4ブロック、吉井は3ポイント2本を含む10得点7リバウンド4アシストと存在感を示した。

 日本代表は今年2月に行われたグアム代表戦(77-56)、中国代表戦(76-73)に続き、アジアカップ予選3連勝。次戦は24日にアウェーでグアム代表(同80位)と対戦する。

■試合結果

日本 93-75 モンゴル

JPN|22|25|20|26|=93

MGL|22|14|15|24|=75

【動画】日本代表の裏側を捉えた公式ドキュメンタリー『INSIDE AKATSUKI』